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ツールの設定で「OpenAI APIキーを入力してください」と言われても、ChatGPTのパスワードを入れてよいのか迷いますよね。APIキーは、アプリからOpenAIへ処理を頼むための秘密の認証情報です。家の合鍵に近く、渡す相手と使える範囲を決めて管理します。ChatGPTへのログイン情報とは別なので、作る前に料金と入力先を確認しましょう。

この記事の目次
01

キーを求めているサービスを、先に確かめる

公式のOpenAI APIを使うアプリなのか、別の提供会社を経由するサービスなのかを見ます。APIという言葉が同じでも、会社が違えばキーも違います。ChatGPTのメールアドレスやパスワードを、APIキー欄へ入れるものではありません。

自分で作ったアプリ以外へキーを渡す場合は、そのサービスがどこへ保存し、どの操作に使うかを確認します。「無料で使える」と書いてあっても、持ち込んだキーで処理すれば自分のAPI利用料が発生する形があります。

02

プロジェクトを選び、用途が分かる名前で作る

OpenAIのAPI Platformに入り、利用する組織とプロジェクトを確認します。プロジェクトは、アプリや用途ごとに利用を分ける場所です。仕事用と練習用を分けると、どこで使った料金かを後から追いやすくなります。

プロジェクトのAPI Keysから新しい秘密キーを作成し、「試作用メモアプリ」など用途が分かる名前を付けます。作成権限がない場合は組織の管理者へ確認します。他の人のキーをチャットで借りる運用にはしません。

03

権限は、使う処理に合わせて選ぶ

公式の個人所有キーではAll、Restricted、Read Onlyなどの権限設定が案内されています。Restrictedは使える処理を絞る設定です。サービスアカウントのキーなど、作成経路によって表示が異なるものもあります。

「安全そうだからRead Only」と選んでも、文章を生成する処理に必要な権限がなければ動きません。使うツールの公式説明で必要な処理を確認し、必要な範囲を与えます。すべての権限を付けて試す前に、エラーの原因が権限かを調べましょう。

04

保存先を決め、画面共有やコードへの混入を防ぐ

キーはパスワード管理ツールや、利用する実行環境の秘密情報の設定へ保存します。環境変数は、コードの外から設定値を渡す仕組みです。プログラムに秘密の文字列を直接書かずに済みますが、表示・ログ出力したら漏れる点は同じです。

ブラウザで公開するJavaScriptにキーを埋め込むと、利用者から見える可能性があります。自作Webアプリなら、秘密を持つ処理をサーバー側へ置きます。キーをエラー相談のスクリーンショットに写したり、AIとの会話に全文を貼ったりもしません。

キーの管理で分けたいこと
目的扱い方
あとで自分が使う秘密情報を扱える管理先へ保存
アプリから読むサーバー等の秘密設定・環境変数
共同作業する権限を分けたメンバー・プロジェクトで管理
エラーを相談するキーを除いたエラー文と対象処理だけ共有
不要になった該当キーを失効させ、使っていた場所も更新
05

最初の確認は、小さな処理を一回だけ

設定したら、機密を含まない短い入力で一回試します。何度も自動再試行する前に、返ってきたエラーを確認します。認証できない、権限がない、利用枠がない、処理回数が多すぎる、は対処が異なります。

動いた後は、利用量の画面で対象プロジェクトを確認します。キーを作れたことと、課金の設定が済んだことは別です。料金を追う方法はOpenAI APIの使用量と請求の確認へ続きます。

06

接続の次は、失敗したときの動作も設計する

APIを自分のアプリへ組み込むなら、通信が失敗した場合、回答が空だった場合、料金が増えた場合を考えます。キーの作成だけより、その後の評価や運用まで学ぶ方が実際の開発につながります。

設計を体系的に学ぶ人には「AIエンジニアリング」のような専門書が候補になります。キーを一度作りたいだけの方には分量が多いため、まずこの記事と公式手順で十分です。必要な章があるか目次を確認して選んでください。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

ChatGPT Plusを契約していればAPIも使い放題ですか?

ChatGPTとAPIの請求は別です。APIの利用には、そのアカウントの課金設定と使用条件を確認してください。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
キーを人に見られたかもしれません。どうする?

そのキーを失効させ、必要なら新しいキーへ入れ替えます。履歴から文字を消すだけではキー自体は無効になりません。利用状況も確認してください。

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料金の上限を設定すれば絶対に超えませんか?

予算の通知と処理を止める制限は同じではありません。利用する設定の説明を確認し、自分のアプリでも回数や出力量を制御してください。

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SOURCES & EDITORIAL NOTE

出典と、この記事について

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