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「少し直して」と頼んだら、思ったより広い範囲が変わっていた。そうなる前に、何を調べて、どこを直すか相談できるのがPlanモードです。家の修理で、作業を始める前に修理箇所と手順を見せてもらうような使い方です。ただし、計画を読むだけで品質が決まるわけではありません。確認すべき点を具体例で整理します。

この記事の目次
01

Planへ切り替え、画面の状態を確かめる

CLIならclaude --permission-mode planで始めるか、会話中にShift+Tabでモードを切り替えます。VS Codeでは入力欄のモードからPlanを選びます。文字で「計画して」と頼むことと、実際の権限モードを切り替えることは分けて確認してください。

Planはソースを編集する前に調査して計画を示すためのモードです。調査のコマンドや計画の保存まで一切何も行わないという意味ではなく、設定によって許可の扱いも変わります。モードだけを頼りにせず、対象と作業範囲を依頼にも書きます。

02

症状と、直ったと判断する条件を伝える

たとえば、お問い合わせフォームで空欄のまま送信できてしまう問題を考えます。「フォームを良くして」では、見た目の変更まで入るかもしれません。「名前が空欄なら送信せず、入力欄の近くに案内を出す」と書くと目的が絞れます。

この段階では、本番への送信や公開は必要ありません。現在の処理を読む、変更案を出す、試す入力を決める、という順で頼みます。関係のないデザイン変更を含めないことも明示します。

03

良い計画は、あとで答え合わせできる

「入力を検証し、テストします」だけでは、何を変えて何を確かめるのか分かりません。対象ファイル、判定の場所、表示する案内、成功条件まで読んで確認します。分からない専門用語があれば、その場で具体例へ置き換えてもらってください。

次の表はこの架空のフォームで必要な確認です。実際のプロジェクトでは、すでにある送信処理やアクセシビリティなども踏まえて調整します。計画の行数が多いことより、読者や利用者が困っている問題へ答えているかが大切です。

今回のフォームなら、よい計画は「①送信処理で名前が空か調べる ②空なら送信を止めて名前欄の下へ案内を出す ③名前あり・空欄・スペースだけの3入力で試す」です。「全体を改善して品質を上げます」では、どのファイルを何のために直すかも、成功条件も分かりません。

フォーム修正の計画に欲しい三行

  1. 調べる

    名前が空でも送信される処理を見つける。

  2. 直す

    空欄・スペースだけなら送信を止め、名前欄へ案内を表示する。

  3. 確かめる

    名前あり/空欄/スペースだけの3通りを検証環境で試す。

架空の不具合を使った計画の記入例。

この三行なら、実装後に何を見ればよいか決まります。

対象のファイルがまだ不明な段階は、調査で見つけてから計画へ追記します。

修正後に試す3入力
入力期待する動作確認する箇所
空欄送信しない案内が入力欄の近くに出る
空白だけ送信しない前後の空白の扱い
通常の名前従来どおり進む既存処理を壊していない
04

納得できなければ、計画のまま直す

複数のファイルを作り直す案が出たら、「今回の問題を直すために本当に必要か」を尋ねます。共通部品へ影響する変更なら、ほかの画面への影響も説明してもらいます。

公式の承認画面では、計画を続けて見直す選択肢や、編集を個別に確認する選択肢があります。何を承認したかがあいまいなまま進めず、直してほしい点を計画へ反映してから選びます。

05

承認した後は、計画どおりかを見る

計画の承認でPlanを離れ、選んだ編集モードへ進みます。最初は個々の編集を確認する方法が取り組みやすいでしょう。変更が終わったら、予定したファイルだけか、3入力の確認を本当に行ったかを見ます。

テスト成功という返事には、実行したテストと結果があるかを確認します。実行できなかった項目は残してもらい、画面で試す必要があるものは別に確認します。計画を承認した事実と、実装が正しい事実を一つにしないでください。

実装後は名前欄に文字を入れた場合だけ成功し、空欄とスペースだけでは送信されないかを見ます。本番の問い合わせ先へテスト通知を大量送信せず、ローカルや検証環境で確認します。計画で約束した三つの入力がそろって通ったかを確認してから、見た目の微調整へ進むと手戻りを減らせます。

06

繰り返す仕事は、確認条件を残しておく

フォームを直すたびに同じ説明をするなら、守りたい動作や確認する入力を短いメモへ残します。すべての依頼に巨大なチェック表を付けるより、そのプロジェクトで壊れやすい箇所から始めると続けやすくなります。

こうしたAI開発の進め方を体系的に学びたい人には、開発向け書籍も候補です。下の本の目次を見て、環境構築だけでなく、依頼・修正・確認を学びたい自分の段階に合うかを確かめてください。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

Planなら何も実行されませんか?

調査や計画の作成を行うモードです。ソース編集前の検討に使いますが、設定による権限の違いがあるため、操作範囲も明示します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
計画が違うときはやり直せますか?

計画を続ける選択肢で修正を依頼できます。対象・目的・確認方法のどこが違うかを伝えてください。

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計画を承認すればテストも完了ですか?

まだです。実装後に、計画で決めた入力と期待結果を確認します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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