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「学習に使われないようにしたら、会話も全部消えるの?」という疑問は自然です。Claudeには、データをモデル改善に使う設定と、自分の会話を残す機能があり、同じものではありません。机の上のメモを片付けることと、そのメモを教材へ使ってよいか決めることが別なのに似ています。何を止めたいかから整理しましょう。

この記事の目次
01

どのClaudeを使っているか、先に確認

この記事の設定は個人向けのFree・Pro・Maxと、そのアカウントで使うClaude Codeを対象にしています。仕事用の組織契約やAPIは、契約とデータ条件が別です。個人向け画面の手順をそのまま会社の運用へ当てはめないでください。

また、学習設定をオフにしても、社内情報を何でも入力してよいことにはなりません。入力できる資料かどうかは、組織の決まりや、その資料を扱う権限で判断します。まず架空の文章で操作を確認すると進めやすくなります。

02

モデル改善への利用を止める操作

ブラウザまたはデスクトップで自分の名前のメニューを開き、Settings、Privacyへ進みます。Help Improve our AI modelsの切り替えをオフにしてください。スマートフォンでもSettingsのPrivacyから同じ項目を確認します。

切り替えた後は、設定画面を開き直してオフの状態を確認します。複数アカウントがある人は、仕事に使うつもりのアカウントを確認してください。別アカウントの設定を変えても、使いたい方の設定確認にはなりません。

03

オフにすると何が変わり、何が残るか

公式説明では、オフにすると新しいチャットとコード作業を今後のモデル学習に使わず、保存済みの過去データも今後の学習から除く扱いになります。ただし、すでに始まった学習や、すでに学習されたモデルまで巻き戻すものではありません。

安全性の判定で検出された会話などには別の扱いがあります。「保存されない」「誰にも処理されない」と言い換えるのは正確ではありません。必要なのがモデル改善の停止なのか、会話の削除なのかを分けてください。

目的ごとの確認先
やりたいこと確認するもの一緒に消えると考えないもの
モデル改善に使わせないPrivacyのモデル改善設定会話履歴
過去の会話を整理する対象チャットの削除すでに行われた学習
覚えている内容を直すメモリの内容・設定共有された相手側の記録
外部資料へ接続させないコネクタの接続と権限取得済みの会話内容
04

削除したいものを、一覧にして確認する

「全部消したい」と思ったら、まず対象を分けます。会話、添付ファイル、記憶している情報、公開した成果物、外部サービスとの接続です。保存場所が違うため、一つのスイッチだけで片付くとは限りません。

たとえばプロフィールの部署名を直したい場合、過去の会話を一つ削除するだけでは、メモリに残っている情報まで確認できません。メモリを使っているなら、その表示内容も見直します。画面にない項目や組織で管理された設定は、対象機能の公式案内を確かめます。

05

外部資料をコピーしたときは、会話側の条件も見る

Google Workspaceコネクタの案内では、連携から取り込むデータと、会話へ直接貼り付けたり回答へ引用されたりする内容の扱いが説明されています。「元がDriveだから、どんな渡し方でも同じ条件」とは限りません。

会社の文書を試す前に、接続方法と会話側の設定を確認します。資料を使い終えた後も、接続解除だけで取得済みの文章が消えると決めつけず、会話の保存状況を見てください。

06

チームで使うなら、入力してよい範囲を言葉にする

設定の確認と一緒に、「顧客の実名は架空名へ置き換える」「公開前の数字は渡さない」など、実際の資料に合わせたルールを決めます。抽象的に気をつけるだけより、使う人が迷いにくくなります。

生成AIを仕事で使う基本から整理したい人には、入門書を併用する方法もあります。下の書籍は使い方や考え方を学ぶ候補で、設定を代行したり安全を保証したりする商品ではありません。まず自分の設定と資料の扱いを確認し、必要な章があるか目次を見て選びます。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

オフにすれば履歴も消えますか?

モデル改善の設定と履歴の削除は別です。残したくない会話は対象を確認して整理します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
過去に学習された情報も消えますか?

公式は、すでに始まった学習や学習済みのモデルには遡って反映されないと説明しています。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
会社の機密を入力してよくなりますか?

設定だけでは判断できません。使っている契約、組織のルール、資料の権限を確認してください。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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SOURCES & EDITORIAL NOTE

出典と、この記事について

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