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Claude Codeに修正を頼むたび、「このプロジェクトではこの検査をして」「このファイルは触らないで」と説明していませんか。一度伝えたつもりのルールが、次の作業で抜けることもあります。そんな繰り返しを減らすための作業メモがCLAUDE.mdです。

初めて来た担当者に渡す、職場の引き継ぎメモを想像してください。資料の場所、作業の進め方、終わったと判断する条件を書いておきます。CLAUDE.mdも、Claude Codeが作業前に読む説明書として、プロジェクトのフォルダーに置く文章ファイルです。

難しいプログラムを書く必要はありません。まずは、使う検査コマンドと注意点が分かる短い一枚で十分です。この記事では置く場所、書く内容、読み込まれたかの確認まで順に説明します。普段のClaudeチャットの設定とは違うため、Claude Code向けの手順として読んでください。

この記事の目次
01

CLAUDE.mdは、Claude Codeへ渡す作業の説明書

CLAUDE.mdはMarkdown形式のテキストファイルです。Markdownは、見出しや箇条書きを記号で書ける形式で、特別な編集ソフトは必要ありません。Claude Codeがプロジェクトのルールや背景を読むために使います。普通のClaudeチャットへ同名のファイルを置けば、同じように自動適用されるという意味ではありません。

READMEが人向けの利用説明だとすると、CLAUDE.mdにはAIが作業中に迷いやすい点を絞って書きます。たとえば「テストはこのコマンド」「生成ファイルは直接直さない」「公開は依頼された場合だけ」といった内容です。

02

最初はプロジェクトの一番上に置く

例として、sample-appという作業フォルダーの中にpackage.json、src、testsがある構成を考えます。その一番上へCLAUDE.mdを置きます。Windowsでは、拡張子が非表示だとCLAUDE.md.txtになることがあるので、ファイル名も確認してください。

ユーザー共通の指示、プロジェクトの指示、特定フォルダーの指示では適用範囲が異なります。最初から複数へ同じ内容をコピーせず、一枚で確認してから分ける方が、どこから読まれたか追いやすくなります。

プロジェクトの入口に置く、短い作業メモ

  1. ファイルの場所

    あなたのプロジェクト / CLAUDE.md

  2. 最初に伝えること

    何を作るプロジェクトか。画面や機能のファイルがどこにあるか。

  3. 終わる前に確かめること

    このプロジェクトで実際に使っている検査コマンド。変更後に確認する画面や動作。

ファイルの役割を説明する例です。検査コマンドは実際のプロジェクトで確かめて記入します。

このメモは、作業のたびに全部の資料を説明し直す代わりの入口です。たとえばテスト方法が別の文書にあるなら、その場所を案内すればよく、長い手順を丸ごと複製する必要はありません。

最初から大量の禁止事項を書かず、いつも説明していることを数個に絞ってみてください。保存した後は、どのCLAUDE.mdが読み込まれているかを確認します。書いたことと、実際にその作業へ適用されていることは別だからです。

03

使うコマンドを確認してから、テンプレートを埋める

以下は、テスト用コマンドがnpm test、静的検査がnpm run lintとして定義されている架空のアプリ向けです。自分のpackage.jsonにそのコマンドがあることを確認して使ってください。存在しないコマンドをルールへ書くと、毎回同じところで止まります。

「きれいなコードにする」だけでは、何を確認するか曖昧です。変更した動作、実行した検査、まだ確認できていないことを報告させる形なら、人も結果を判断しやすくなります。秘密の値やAPIキーは、説明のためであっても書かないでください。

04

保存後は、読み込まれたファイルを確かめる

Claude Codeの公式資料では、/contextのMemory filesで読み込まれたCLAUDE.mdを確認でき、/memoryから関連ファイルを確認・編集できます。名称や表示は版により変わるため、手元の画面と公式資料を照合してください。

次に、実際の変更を始める前に「このプロジェクトで使うテストコマンドと、その根拠ファイルを示してください」と依頼します。正しいファイル名とコマンドが出るか確認します。回答だけでは内部のすべてを証明できないため、ファイル表示と作業ログも併せて見ます。

本文の構成とテンプレートは編集部の例です。Claude Codeをこの例で起動した実測ログは掲載していません。手元で読み込みを確認してから、自分の環境へ適用してください。

05

読まれないときは、追記する前に置き場所を見る

作業場所が別のフォルダー、名前が違う、まだ参照していない下位フォルダーへ置いた、というケースでは、指示を強い口調へ変えても解決しません。起動した場所と、対象ファイルへの経路を確認します。

また、Claude CodeはAGENTS.mdを同じ仕組みで自動的に読むとは限りません。共通の説明を使う場合は、公式の対応に従ってCLAUDE.mdから@AGENTS.mdのように参照する方法があります。参照先が外部の場合の確認や、読み込まれる範囲にも注意してください。

CLAUDE.mdを用意した後、何を作って試すか迷ったら、アプリ開発に沿って学ぶ本も選択肢です。下の本は出版社の目次にCLAUDE.mdの設定を含みます。読み込まれない原因を直すだけなら、まず上の確認手順を試してください。

確認の順番
確認具体的に見るもの直し方
名前CLAUDE.md.txtではないか拡張子を表示して修正
場所開いたプロジェクトと一致するか正しい作業場所で開く
参照下位ファイルが実際に読まれたか表示とログで確認
矛盾共通・個別の指示がぶつからないか現在の方針へ整理
長さ一時的なログまで入っていないか詳細を別資料へ分ける
06

使った後に、失敗した一件だけ反映する

作業ごとの長い履歴は、CLAUDE.mdへ全部足さず、別の記録に残します。同じ間違いが繰り返される場合に、判断できる短いルールとして追加します。指示は実行を導く材料であり、権限制御やテストの代わりではありません。

Codexと共通化したい場合はAGENTS.mdの置き方へ。繰り返す作業を手順としてまとめるならSKILL.mdの最小構成で、常時読むルールと必要時に読む手順を分けてみてください。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

Claudeの通常チャットでも同じように使えますか?

この記事はClaude Codeのファイル読み込みを扱っています。通常のチャットやProjectsへの資料添付は、適用方法が異なります。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
何行までにするべきですか?

万能な行数制限より、必要なルールへ絞ることが大切です。公式も簡潔な構成を勧めています。長い背景資料は別ファイルに分けます。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
禁止と書けば危険な操作を防げますか?

指示だけで保証はできません。実行権限、承認、テストなどの仕組みと合わせて管理します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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