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ChatGPTの問題作成は、ノートや教材の内容をもとに、確認問題・選択肢・解説の下書きを作る使い方です。授業を聞いてわかったつもりでも、問題になると言葉が出てこない。そんなときに、自分が勉強した範囲だけの小さなクイズを用意できます。
この記事では「認証と認可」の自作ノートから3問を作る例を使います。問題の根拠を確かめ、チャットで1問ずつ解くところから、クリックで解けるアプリの見本まで紹介します。2026年9月時点のChatGPT Work・Visualize・Codexの使い分けも整理します。
この記事の目次
まずは、範囲を絞った自分のノートを用意する
最初の材料は短くて構いません。「認証は本人確認。認可は許可する操作やアクセス先を決めること」のように、今回覚えたい項目を二つか三つに絞ります。資料の内容が曖昧だと、作られる問題にもその曖昧さが残ります。
本記事の練習用ノートは次の表です。Microsoftの説明を確認し、意味を自分たちの言葉で整理しています。試験の公式問題を転載したものではありません。授業のノートを使う場合も、先生の説明や指定された教材で定義を確かめてください。
| ID | 学ぶ内容 | 例 |
|---|---|---|
| N1 | 認証:名乗っている本人か確認する | IDとパスワードによる本人確認 |
| N2 | 認可:使える情報・許される操作を決める | 共有フォルダーの閲覧だけを許可する |
| N3 | 本人確認が済んでも、全情報が使えるわけではない | ログインできるが管理者用資料は開けない |
問題作成のプロンプトには、正解の条件も書く
「テストを作って」だけだと、問題の難しさも、正解を決める根拠も任せることになります。何を覚える問題か、形式は何か、根拠をどこに限定するかを指定すると、仕上がりを確認しやすくなります。
次の依頼では、選択肢から一つ選ぶ3択問題を作ります。最初から大量に作らず、3問の品質を確かめてから増やしてください。生成した問題に出典欄があるだけでは検証済みとは言えません。そこに書かれた内容を実際に開いて確認する工程が残ります。
例題を見て、正解が一つに決まるか確認する
「ログインのときに使う仕組みは?」という設問だけでは、どの場面を聞いているか曖昧です。本人確認を聞きたいなら「IDとパスワードで本人か確かめる処理」と具体的にします。
下のQ2は、ログイン済みという前提を入れています。認証と認可を両方正解にできそうな曖昧さを避けるためです。正解を照合した後、ほかの選択肢がこの場面に当てはまらない理由も、自分で説明できるか確認します。
| ID | 設問の要点 | 正解と根拠 |
|---|---|---|
| Q1 | IDとパスワードで本人であることを確かめる | 認証。本人確認を扱うため。N1 |
| Q2 | ログイン済みの利用者に、フォルダーの閲覧だけを許可する | 認可。許す操作の範囲を扱うため。N2 |
| Q3 | 本人確認済みだが管理者資料を開けない。確認する設定は? | 資料へのアクセス権限。この例では本人確認済みが前提。N3 |
チャットだけで、一問ずつ出題してもらう
問題を確認できたら、正解を見せない出題へ切り替えます。正解表がすぐ上に見えてしまうときは、別のチャットで確認済みの問題を渡すか、表示位置を移します。
正解した後も、選択肢の位置だけ覚えていないか確かめます。「同じ考え方を使う別の場面で出して」と頼むときは、新しい問題についても正解と根拠を確認してください。作問済みというだけで、次の問題まで正確さが保証されるわけではありません。
クリックで解ける、3問の学習アプリにする
同じ問題を繰り返すなら、選択肢を押す小さなアプリにもできます。今回の見本は、最初は正解を隠し、「答えを確認」で理由を表示し、最後に間違えた問題だけやり直せる作りです。機能が動くことを確認するため、問題は上の3問に固定しています。
下は、この記事用に制作してブラウザで動作を確認した見本です。ChatGPTの公式画面ではありません。また、AIが一度の依頼ですべて正しく完成させたという実績画像でもありません。自分が頼むアプリの完成形を具体的に想像するための例として使ってください。

ChatGPT内で試す方法と、ファイルとして作る方法
2026年9月時点のOpenAI公式資料では、ChatGPTのChatとWorkで、対応アカウント向けの対話型ビジュアライゼーションが案内されています。入力欄で「@Visualize」を入力し、PluginsにVisualizeが表示されたら選択する手順です。表示されない環境では、その機能を使えるとは判断しません。
WorkやCodexを使って、手元で開けるHTMLファイルとして制作する方法もあります。HTMLはWebページのファイル形式です。一つのファイルに問題と出題の処理をまとめれば、専用サーバーを用意しない小さな見本を作れます。保存して開く操作は、利用中のアプリと端末によって異なります。
GPT-6 Astraは利用できるモデルの選択肢ですが、この記事の3問を扱うための必須条件にはしません。高度なモデルを選ぶだけで、問題の正確さやアプリの動作確認を省けるわけではないためです。まずは利用できる環境で小さく試し、問題が出たら再現条件を伝えて直します。
ChatGPTの中で見せたいのか、ファイルで手元に残したいのか、第三者と共有するサイトにしたいのかを、依頼の最初に明記してください。共有サイトを作る場合は閲覧範囲を確認し、教材や個人情報をそのまま公開しないようにします。
| 目的 | 方法の候補 | 確認すること |
|---|---|---|
| チャットで一問ずつ解く | 通常のChat/学習モード | 正解を先に見せない |
| ChatGPT内で操作する | 表示される環境のVisualize | 生成後のボタンが動くか |
| 手元にファイルを残す | Work/CodexにHTML制作を依頼 | 保存方法とブラウザでの動作 |
| 他の人にも使ってもらう | Sitesなどで共有用に制作 | 共有相手・教材の利用条件・公開範囲 |
アプリ制作の依頼は、問題と機能を分けて書く
この依頼文は、確認済みの問題を渡してから使います。問題を一から考えながら画面も作ると、どちらに不具合があるのか見分けにくくなります。はじめは問題の追加・ログイン・成績のクラウド保存を入れず、復習に必要な操作に絞ります。
Codexによるアプリ制作を続けて学びたい方には、開発の進め方を扱う参考書もあります。紹介する書籍は技術書なので、問題を解くだけの方には購入を勧めません。目次を確認し、自分で修正やテストまで学びたい場合の候補にしてください。
完成後は、わざと間違えて動作を確かめる
見た目が整っていても、採点が正しいとは限りません。Q1でわざと「認可」を選び、不正解になるかを見ます。次に正解を選び、解説と正解が一致しているか確認します。正解の番号が一つずれている不具合なら、この段階で見つけられます。
直してほしいときは「壊れています」だけでなく、「Q2で認可を選ぶと不正解になる。正解表では認可が正解」のように、問題ID、操作、実際の結果、期待する結果を送ります。修正後はその一問だけでなく、最初から最後まで通します。
今回の見本では履歴を保存しません。ブラウザを更新すると学習結果は消える設計です。保存を追加する場合は、同じ端末だけに残すのか、ほかの端末と同期するのかを先に決め、扱う情報を増やし過ぎないようにします。
- 答える前には正解が見えない
- 未選択のまま採点できない
- 正しい選択肢と誤った選択肢で結果が変わる
- 採点を連打しても点数が増えない
- 間違えた問題だけを再出題できる
- 最初からやり直すと点数と選択がリセットされる
問題データを残すと、次の復習に使いやすい
問題を増やすときは、問題ID、設問、正解、解説、根拠、確認日を一緒に残します。下のCSVは今回の自作問題のデータです。CSVは表のデータをやり取りするファイルで、ExcelやGoogleスプレッドシートなどで開けます。
資格試験で使うなら、試験名とシラバスの版も別列で加えます。年度が変わった際は、資格勉強で適用範囲を確認する手順に沿って見直します。新しいモデルを選んだだけで既存の問題が更新されるとは考えず、問題データ自体を確認して直してください。
よくある疑問を、ここで。
使い始める前に、気になるところから。
本当に5分で学習アプリを作れますか?
問題数や必要な機能、利用環境、修正回数で変わるため、完成時間は保証しません。確認済みの3問から始め、表示・採点・再挑戦まで動かして確かめる方法を紹介しています。
GPT-6 Astraを使う必要はありますか?
この手順はAstra専用ではありません。利用できるモデルと機能で試せます。モデルが変わっても、出典・正解・アプリの動作確認は必要です。
ChatGPT内にアプリが表示されない場合は?
Visualizeの対応状況を確認し、生成完了後に一度再読み込みします。改善しなければ、3問だけの単純な構成や表での出題に戻します。ファイル制作が可能な環境なら、HTMLとして作る方法も選べます。
商品情報の提供:Supported by Rakuten Developers
出典と、この記事について
公式資料や、記事で参照した発表・報道をまとめています。仕様や料金は、利用する前に最新の案内をご確認ください。
- Microsoft Learn:認証と認可(新しいタブで開きます)
- OpenAI:Visualizations(新しいタブで開きます)
- OpenAI:Work(新しいタブで開きます)
- OpenAI:モデル(新しいタブで開きます)
- OpenAI:Sites(新しいタブで開きます)
- Codexの技術書(新しいタブで開きます)
確認した内容と条件は本文に記載しています。結果や使い勝手は、資料や環境によって異なります。編集方針を読む




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試してわかったことも、導入前の疑問も。
具体的な場面を添えて、情報を交換しましょう。
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