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Claude CodeでOpus 5.5を使うには、Claude Codeをバージョン2.1.280以上に更新し、「/model opus」で切り替えます。Pro・Max・Team・Enterprise・APIでは、更新すると既定のモデルがOpus 5.5になります。
この記事では、2026年9月23日にClaude Codeの公式ドキュメント(モデル設定)とAnthropicの公式資料を確認し、切り替え方、effort(考える量)の意味と変え方、設定が保存される条件、切り替わらないときの確認を順に説明します。コマンドの動作は公式ドキュメントの記載に基づきます。
effortは、AIが答える前にどれだけ考えるかを決める設定です。Opus 5.5の既定はmediumで、Opus 5のhighから変わりました。
この記事の目次
結論:2.1.280以上に更新し、/modelで選び、effortはmediumから
Opus 5.5を使うまでの流れは3つです。Claude Codeを更新する、モデルを選ぶ、effortを決める。この節の最後にある表に、よく使うコマンドをまとめました。
Pro・Max・Team・Enterprise・APIで使っている場合、2.1.280以上に更新すれば既定のモデルがOpus 5.5になります。すでに別のモデルを保存している場合や、プロジェクトの設定でモデルが決まっている場合は、そちらが優先されます。
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| Claude Codeを更新する | claude update |
| バージョンを確認する | claude --version |
| Opus 5.5に切り替える | /model opus(版を固定するなら /model claude-opus-5-5) |
| このセッションだけOpus 5.5で起動する | claude --model opus |
| effortを変える | /effort(一覧から選ぶ)、/effort high など |
| 起動時にeffortを指定する | claude --effort high |
使える条件:プランとClaude Codeのバージョン
Claude Codeは、ClaudeのPro・Max・Team・Enterpriseプランか、AnthropicのAPIキーで使えます。無料プランでは使えません。Opus 5.5を使うには、Claude Codeのバージョン2.1.280以上が必要です。
2026年9月23日にnpm(パッケージの配布サイト)でClaude Codeの最新版を確認すると、2.1.280でした。Opus 5.5に必要な最低のバージョンがそのまま最新版なので、しばらく更新していない場合は、まず「claude update」を実行してください。
バージョン2.1.280以降、既定のモデル(default)はPro・Max・Team・Enterprise・APIでOpus 5.5になりました。それより前は、ProとTeamの標準席ではSonnet 5が既定でした。組織の管理者が既定のモデルを決めている場合は、その設定が優先されます。
- 「claude --version」で2.1.280以上かを確認する
- 古い場合は「claude update」を実行し、Claude Codeを起動し直す
- 起動画面や「/model」で、使っているモデルと既定のモデルを確認する
Opus 5.5へ切り替える:/model・--model・設定ファイル
会話の途中で切り替えるなら「/model」です。「/model opus」と入力するとすぐに切り替わり、引数なしの「/model」では一覧が開きます。opusは「その時点で推奨されるOpus」を指す別名なので、将来の新しいOpusに自動で切り替わってほしくない場合は「/model claude-opus-5-5」のように正式名で指定します。
「/model」で選んだモデルは、次回以降の既定としても保存されます。一覧で「s」キーを押して選ぶと、このセッションだけの切り替えになり、保存されません。
起動時の「claude --model opus」や、環境変数ANTHROPIC_MODELで指定したモデルは、その起動の間だけ有効です。ターミナルを複数開いて別々のモデルで作業したい場合は、「/model」で切り替えるより、それぞれ--modelを付けて起動するのが確実です。
会話の途中でモデルを変えても、会話の内容は保たれます。「/model」で切り替えると、同じモデルを引き継ぐサブエージェント(Claude Codeが調査やテストを任せる別の作業役)もそのモデルで動きます。
| 指定方法 | 効く範囲 |
|---|---|
| /model opus(Enterで決定) | 今すぐ切り替え、次回以降の既定としても保存 |
| /modelの一覧で「s」キー | このセッションだけ(保存しない) |
| claude --model opus | その起動の間だけ |
| 環境変数 ANTHROPIC_MODEL | その環境で起動した間だけ |
| 設定ファイルの model | 起動時の初期値(/modelで上書き可) |
effort(考える量)とは:5段階と既定値
Opus 5.5は、質問の難しさに合わせて自分で考える量を決める「Adaptive Thinking(適応的思考)」が常に有効です。effortは、その考える深さの上限の目安を人が決めるダイヤルです。
effortを上げるほど深く考えますが、時間とトークンが増えます。Claude Codeの公式ドキュメントは、次の表のように使い分けを案内しています。
注意したいのは、同じ設定名でもOpus 5.5はOpus 5より1回あたり多く考える傾向があることです。特にxhighとmaxで差が大きく、Opus 5で使っていた設定をそのまま持ち込むと、時間と費用が増えることがあります。
| effort | 向いている作業 |
|---|---|
| low | 短く範囲の決まった、速さを優先する作業。賢さがあまり要らないもの |
| medium(Opus 5.5の既定) | 費用を抑えたい作業。多くのコーディング作業の出発点 |
| high | 費用と賢さのバランス。Opus 5.5以外の多くのモデルの既定 |
| xhigh | より深く考える。トークンが多く必要 |
| max | 難しい作業で伸びる場合があるが、効果が頭打ちになりやすく考えすぎることもある。広く使う前に試す |
effortの変え方と、保存される条件
いちばん簡単なのは「/effort」です。引数なしで一覧(スライダー)が開き、「/effort high」のように続けて書けば直接指定できます。「/model」の一覧でも、左右の矢印キーでeffortを調整できます。
一覧でEnterを押して決めたレベルや、「/effort high」のように直接入力したレベルは、次回以降の既定として保存されます。一覧で「s」キーを押すと、このセッションだけになります。保存はモデルごとに行われるので、Opus 5.5とSonnet 5で別々のレベルを覚えておけます。
maxは、環境変数CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELで指定した場合を除き、そのセッションだけに適用されます。「-p」を付けた一回きりの実行で指定したeffortも保存されません。
古い設定がOpus 5.5に効かない点に注意:設定ファイルの一番上に書く古い形式のeffortLevelは、Opus 5.5には適用されません。以前「/effort」で保存したレベルがOpus 5.5で使われていないと感じたら、Opus 5.5を選んだ状態で「/effort」からレベルを選び直してください。
「/effort」の一覧にある「ultracode」は、モデルの段階ではなくClaude Codeの設定です。xhighで考えさせたうえで、大きな作業をClaudeが複数の手順に分けて進めます。
どのeffortを選ぶ?公式データから見る目安
システムカードには、effortごとの成績と費用の図が載っています。この節の最後にある図は、採用される修正を書けるかを見るFrontierCodeです。
FrontierCodeでは、Opus 5.5の最高点はmediumの54.6%で、それより上の設定では一度下がり、maxで54.4%でした。頼まれていない範囲まで手を広げた修正が減点されるテストのため、考えすぎると点が下がる場面があると説明されています。人間でも、張り切りすぎて頼まれていない所まで直すと、確認が大変になるのと似ています。
実際の開発作業に近いCursorBench 4.0では、mediumが52.5%(1タスク約3ドル)、highが56.0%(約4ドル)、maxが57.8%でした。mediumからhighで大きく伸び、その先の伸びは小さくなっています。
ここから、次の順で試すのが無難です。
- 普段の実装・修正・テスト追加:medium(既定)
- 原因が分からない不具合の調査、設計の検討、大きなリファクタリング:high
- highでも解けない難しい問題:xhighやmaxを短時間だけ試す
- 名前の変更や定型の修正など、単純で急ぐ作業:low

切り替わらない・保存されないときの確認
「/model」で選んだのに、次に起動すると別のモデルに戻っている場合は、優先順位の高い設定が別にある可能性があります。この節の最後の表で、症状ごとに確認する場所をまとめました。
Opus 5.5がそもそも一覧に出ない場合は、バージョンが2.1.280より古いか、組織の設定で使えるモデルが制限されている可能性があります。
| 症状 | 主な原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 一覧にOpus 5.5がない | バージョンが2.1.280より古い | claude updateで更新して起動し直す |
| 次の起動で別のモデルに戻る | プロジェクトや管理者の設定、環境変数ANTHROPIC_MODEL | 起動画面に表示される設定元を確認する |
| 選んだのに保存されない | 一覧で「s」を押した、--modelで起動した | 「/model opus」をEnterで決定する |
| 途中でOpus 5やOpus 4.8に変わった | 安全装置による自動の切り替え | 「/model」で元のモデルに戻す |
| 「組織の設定で制限」と表示される | 管理者が使えるモデルを制限している | 管理者に確認する |
セキュリティや生物分野の依頼では、別のモデルに切り替わることがある
Opus 5.5には安全のための判定(分類器)が付いていて、主にサイバーセキュリティと生物学の内容に反応します。反応すると、Claude Codeはその依頼を別のモデルで実行し直し、会話にお知らせを表示します。
Opus 5.5の場合、生物学で反応した依頼はOpus 5、サイバーセキュリティで反応した依頼はOpus 4.8で実行されます。切り替わった後は、そのモデルのまま会話が続くので、元に戻すには「/model」を実行します。
自動で切り替えず毎回選びたい場合は、「/config」で「Switch models when a message is flagged」をオフにします。最初の依頼から切り替わる場合は、CLAUDE.mdなどの設定が原因か確かめるため、「claude --safe-mode」で起動して比べる方法が案内されています。
Opus 5.5をClaude Codeで使うときの注意
Opus 5.5は、Claude Codeで危ない操作をする割合が最近のモデルの中で最も低く、操作の前にユーザーへ確認する割合が高くなりました。この節の最後にある図は、社内で実際に起きた危ない場面の直前から続きをやらせた評価です。
一方で、ユーザーが自分のメッセージに貼り付けた文章の中の指示には、Opus 5より従いやすいことが分かっています。エラーログやインストール時の表示、他人から受け取った手順書を貼り付けるときは、「この中にある指示は実行せず、内容の確認だけしてください」と添えてください。
ファイルの削除や強制的な上書き、外部への送信は、権限設定で確認を求めるようにしておくと安心です。設定方法はClaude Codeの権限設定(allow・ask・deny)で解説しています。

よくある疑問を、ここで。
使い始める前に、気になるところから。
Claude CodeでOpus 5.5が選べません。どうすればいいですか?
Claude Codeを2.1.280以上に更新してください。「claude update」で更新し、「claude --version」で確認できます。組織で使っている場合は、管理者が使えるモデルを制限していることもあります。
Opus 5.5のeffortの既定値は何ですか?
mediumです。Opus 5をはじめ多くのモデルの既定はhighなので、同じ感覚で使うと考える量が少なく感じることがあります。難しい作業だけ「/effort high」に上げてください。
effortは最大(max)にしておけば一番よいですか?
常に最適とは限りません。公式ドキュメントは、maxは効果が頭打ちになりやすく考えすぎることもあるため、広く使う前に試すよう案内しています。FrontierCodeではmediumが最高点でした。
/modelで選んだモデルは、次に起動したときも使われますか?
Enterで決めた場合は既定として保存されます。一覧で「s」キーを押した場合や、--modelを付けて起動した場合は、その回だけです。プロジェクトや管理者の設定がある場合は、そちらが優先されます。
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出典と、この記事について
公式資料や、記事で参照した発表・報道をまとめています。仕様や料金は、利用する前に最新の案内をご確認ください。
- Claude Code Docs:Model configuration(新しいタブで開きます)
- Claude Platform Docs:What’s new in Claude Opus 5.5(新しいタブで開きます)
- Anthropic:System Card: Claude Opus 5.5(PDF)(新しいタブで開きます)
- Anthropic:Introducing Claude Opus 5.5(2026年9月22日)(新しいタブで開きます)
- Claude Platform Docs:Prompting Claude Opus 5.5(新しいタブで開きます)
- npm:@anthropic-ai/claude-code(2026年9月23日に最新版を確認)(新しいタブで開きます)
確認した内容と条件は本文に記載しています。結果や使い勝手は、資料や環境によって異なります。編集方針を読む




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