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たとえば、普段のコード修正を速くしたい人にはGPT-6.1 SolとCodex CLI、チームで同じ資料を更新したい人にはSpaceとLiving Pagesが関係します。この記事では、各発表の役割と提供条件を見比べ、必要な機能の詳しい記事へ進めます。

この記事の目次
01

まず全体像:25の発表を5つに整理

公式の振り返り記事は、5つの見出しで構成されています。この記事も同じ順番で進めます。各項目の下に、個別の解説記事へのリンクを付けています。

DevDay 2026の25の発表を5つのグループに整理したマップ(Duke作成)
DevDay 2026の25の発表を5つのグループに整理したマップ。工程のつながりを読み、どこで結果を確認するかを押さえます。 図:Duke note。
02

dots:専用のクラウドPCで働く、常時稼働のAI

dotsは、OpenAIが「最も知能が高く、人の意図に最も忠実なモデル」とするGPT-6 Astraを搭載した、常時稼働のエージェントです。それぞれが専用のクラウドコンピューターを持ち、あなたが接続したアプリをまたいで作業します。

目標と、自分で進めてよい範囲を伝えておくと、あなたに代わって仕事を進めます。

ChatGPT、Slack、Teams、音声通話のどこから話しかけても、同じdotにつながります。Pro、Business Premium、Enterpriseで順次提供され、最初の1体は追加料金なしです。

先日の「o」のリーク記事で追っていた「常時稼働のアシスタント」と、特徴がよく重なる発表でした。

→ 個別記事で詳しく:dotsの解説記事を読む

03

GPT-6.1 Sol:Astraに迫る性能を、5分の1の料金で

GPT-6 Solの大幅なアップグレードです。エージェント型のコーディングに加えて、コンピューター操作や専門業務でも高い性能を出します。公式は「Astraに迫る知能を、標準の入出力トークン料金の5分の1で」と説明しています。

APIの標準料金は、100万トークンあたり入力2ドル、キャッシュ済み入力0.10ドル、出力10ドルです(入力が27.2万トークン以下のプロンプトの場合。

それを超える長い入力は別の料金です)。ChatGPTでは、WorkとCodexで使えます(Chatではまだ使えません)。総合力では、引き続きGPT-6 Astraが最高のモデルとされています。

→ 個別記事で詳しく:GPT-6.1 Solの解説記事を読む

04

Ultrafast:生成が最大8倍速くなる、プレミアム速度ティア

Ultrafastは、速度を最優先する用途のための速度ティアです。トークン(文章の断片)の生成が、Codexで最大8倍(毎秒300トークン)、APIで最大6倍になります。

GPT-6 Astra Ultrafastは、APIですでに使えます。ChatGPT WorkとCodexでは、Pro 500とEnterpriseの一部プランが対象です。

GPT-6.1 Sol Ultrafastも近日中に登場する予定です。

→ 個別記事で詳しく:Ultrafastの解説記事を読む

05

Private Intelligence:機密データでも最先端AIを使うための仕組み

企業がプライバシーを守りながら、最先端のAIを使うための取り組みです。OpenAIが顧客の内容を保持せずに、オフラインで自動の安全性審査を行える「ゼロデータ保持」と、コンフィデンシャルコンピューティングを使った「Private Inference」(プレビュー版)を組み合わせています。

→ 個別記事で詳しく:Private Intelligenceの解説記事を読む

06

Codexクラウド:PCを閉じても進む、共通の開発環境

Codexを、自分のPCだけでなく、スマホからのリモート操作や、クラウド上でも動かせるようになります。再利用できる開発環境を用意しておくと、タスクをすぐに始められます。チームでは、承認済みの設定と権限を備えた共通の環境を使えます。

→ 個別記事で詳しく:Codexクラウドの解説記事を読む

07

刷新されたCodex CLI:音声チャットと、複数エージェントの一覧

Codex CLIが音声チャットに対応し、話しかけてタスクを始めたり、進め方を指示したりできます。新しい「/agents」ビューでは、複数のエージェントに作業を振り分けて、進み具合をまとめて確認できます。worktreeの組み込みサポートや、ターミナルUIの刷新も入りました。

→ 個別記事で詳しく:刷新されたCodex CLIの解説記事を読む

08

コードレビュー:留守中にCodexが初回レビュー

ChatGPTのデスクトップアプリに、コードレビュー機能が加わります。複数のプロジェクトの中から、注意を向けるべき箇所をすばやく把握できます。「自動レビュー」を使えば、不在の間にCodexがクラウドで初回のレビューを進めます。

GitHubのプルリクエストと、GitLabのマージリクエストに対応します。

→ 個別記事で詳しく:コードレビューの解説記事を読む

09

Codex Security Cloud:ノートPCを閉じても、脆弱性の調査が続く

継続的な防御のための「Defense Factory」の考え方を、Codex Security Cloudに取り入れました。新しいコミットを継続的にチェックするほか、GitHubリポジトリ全体を、必要なときや決めたスケジュールでスキャンできます。調査、重複の自動排除、修正はクラウドで動きます。

→ 個別記事で詳しく:Codex Security Cloudの解説記事を読む

10

Decisions API:選択式の質問で、リアルタイムに判断する

あらかじめ決めた、有限の回答候補をもつ質問に、Lunaの知能を集中させるAPIです。テキストや画像を渡すと、内容の分類、リクエストの振り分け、エージェントの次の行動の選択などに使える答えが返ります。限定プレビューが始まり、数日以内に広く公開される予定です。

→ 個別記事で詳しく:Decisions APIの解説記事を読む

11

Agents API:Codexの仕組みをマネージドサービスで

Agents APIは、Codexのハーネス(AIに道具と手順を与える仕組み)を、OpenAIが運用するサービスとして使えるようにするものです。アプリ側で仕事を定義し、ツールやデータをつなぐだけで、基盤はOpenAIが動かします。

マルチエージェントやツール検索に加えて、今回コンピューター操作にも対応しました。

→ 個別記事で詳しく:Agents APIの解説記事を読む

12

Amazon Bedrock Managed Agents for OpenAI:AWSのなかで動かす

基盤のAgents APIに、AWSのカスタマイズと連携を加えたものです。お客様が管理するコンピュート環境とAWSのリソースを使えるので、AWS上で開発するチームは、既存のインフラのまま、マネージド型のエージェントを使えます。

→ 個別記事で詳しく:Amazon Bedrock Managed Agents for OpenAIの解説記事を読む

13

プラグイン拡張機能:ChatGPTの中に、自分のアプリを作る

ChatGPTの機能づくりに使っているプラットフォームが、開発者に開放されます。サイドバーにプラグイン専用の場所を設ける、会話と並行して作業できるインタラクティブなパネルを作る、対応するファイル形式のビューアを作る、といったことが可能になります。すべてのプランで使えます。

→ 個別記事で詳しく:プラグイン拡張機能の解説記事を読む

14

プラグインの作成・申請・検索の改善:出しやすく、見つけやすく

「Plugin Creator」が開発を助けます。刷新された申請の流れでは、分かりやすいフィードバックが得られます。ディレクトリや会話の中での表示順位とおすすめの仕組みも改善されます。どのプラグインを使うかは、引き続きユーザーが選び、それぞれのアクセス権限を承認します。

→ 個別記事で詳しく:プラグインの作成・申請・検索の改善の解説記事を読む

15

Sitesとプラグインの連携:チームで使うアプリに、各自の権限で

作成したSitesに、対応するChatGPTプラグインを組み込めるようになりました。ワークスペースのメンバーは、それぞれの権限でログインし、自分がつないだデータで同じアプリを使えます。Business、Enterprise、Healthcare、Educationのプランが対象です。

→ 個別記事で詳しく:Sitesとプラグインの連携の解説記事を読む

16

MCPイベント:「何か起きたら」プラグインが自動で動く

提案中の「MCP Events」仕様に対応します。つないだアプリで何かが起きたときに、プラグインが自動処理を始められます。たとえば、プロジェクトボードに新しいタスクが入ったらChatGPTがリンク先の資料を読み、席を外していても計画の下書きを作る、といった使い方です。

→ 個別記事で詳しく:MCPイベントの解説記事を読む

17

ChatGPT Space:AIとチームで仕事を進める新しい拠点

専用のスペースにチームを追加すると、ChatGPTを含む全員が、共通の目標と過去の作業を踏まえて仕事を進められます。会話をページやスライドにまとめるよう頼むと、最初に確認の質問をしたうえで、目の前で下書きを作ります。

Pro、Business、Enterpriseで、デスクトップアプリとウェブから使えます(モバイルは近日)。

→ 個別記事で詳しく:ChatGPT Spaceの解説記事を読む

18

Living Pages:更新され続ける「生きた」ドキュメント

エージェントやチームメンバーとの共同作業のための、新しい種類のドキュメントです。ChatGPTでできることは、すべてページ上で行えます。グラフ、インタラクティブなダッシュボード、画像をつくり、コメントや直接編集でチームのフィードバックも集められます。

発表では、つないだツールの情報から、ページを自動更新する設定もできると紹介されています(公式ドキュメントには「Keep Updatedは開始時点では未提供」という記述もあり、書き方に違いがあります)。

→ 個別記事で詳しく:Living Pagesの解説記事を読む

19

スライドの共同編集:チームとChatGPTで、スライドをつくる

本格的なスライド資料を、チームとChatGPTで一緒につくれるエディターです。会話をスライドに変換することも、自分のテンプレートから始めることもできます。

複数人での同時編集、コメント、ChatGPTへの注釈に対応し、ChatGPTから直接プレゼンもできます。PowerPointやGoogleスライドへの書き出しにも対応します。

発表ではPro・Business・Enterpriseで利用可能とされていますが、Spaceの機能ページには「共同編集のスライドは近日」とも書かれています。

→ 個別記事で詳しく:スライドの共同編集の解説記事を読む

20

チームの作成とタスクの共有:定期的な仕事をチームで任せる

同僚をチームに加えて、ページやプレゼン、スプレッドシートを共有できます。「毎週のプロジェクト進捗報告」のような定期業務を、チームのタスクとして任せることもできます。決まったスケジュールのほか、メールやSlackへの新着をきっかけに動かせます。BusinessとEnterpriseで使えます。

→ 個別記事で詳しく:チームの作成とタスクの共有の解説記事を読む

21

SlackとMicrosoft Teamsでの@ChatGPT:会話の中から呼び出す

チャンネル、スレッド、DMで@ChatGPTにメンションすると、議論をプロジェクト概要にまとめたり、バグを調べて修正案を用意したりします。チームメンバーは、個別のChatGPTライセンスがなくても、同じ会話の中で背景情報を足して、成果物をよくできます。

発表ではBusinessとEnterpriseが対象です(機能ページにはEduも書かれています)。

→ 個別記事で詳しく:SlackとMicrosoft Teamsでの@ChatGPTの解説記事を読む

22

Meetingsプラグイン:会議を録音して、次の行動まで

会議を録音し、メモをChatGPT Spaceに保存できます。メモは非公開にも、チームへの共有にもできます。ChatGPTは、これまでの作業の文脈を踏まえて、要点、決定事項、次のステップをまとめます。

ProとBusinessのベータ版として提供中で、Enterpriseは近日対応です。Spaceの機能ページには、ChatGPTデスクトップアプリ(macOS)と書かれています。

→ 個別記事で詳しく:Meetingsプラグインの解説記事を読む

23

共有可能なプロフィール:作ったものを、見つけてもらう

作ったSitesやプラグインをプロフィールに集めて紹介し、他のユーザーが見つけて再利用できるようにします。チームメンバーは、共有されたスキルも見つけられます(スキルの共有範囲はワークスペース内)。

Enterprise、Edu、Healthcareは近日、それ以外のプランでは利用できます。プロフィール専用の公式ページは見つからず、詳しい仕様は確認できていません。

→ 個別記事で詳しく:共有可能なプロフィールの解説記事を読む

24

ChatGPTでサインイン:新しいパスワードなしで使い始める

新しいパスワードを作らずに、ChatGPTのアカウントで、対応する製品にサインインできます。パートナーに共有されるのは、名前、メールアドレス、設定している場合のプロフィール写真だけです。チャットやメモリは共有されません。

→ 個別記事で詳しく:ChatGPTでサインインの解説記事を読む

25

Proの新しい料金プラン:月額500ドルの「Pro 500」

さらに多くのものをつくりたい人に向けた、月額500ドルのProです。最も高い利用上限に加えて、最速のフロンティアモデル「Astra Ultrafast」を限定で使えます。

ChatGPT WorkとCodexでは、標準のAstraと比べて最大8倍の速度になります。円にすると約78,500円です(1ドル=157円の目安)。

→ 個別記事で詳しく:Proの新しい料金プランの解説記事を読む

26

OpenAI Marketplace:契約額の一部で、パートナーのソフトを

対象になる企業のお客様は、OpenAIとの既存の利用契約額の一部を、承認済みパートナーのソフトウェアの支払いに充てられます。最初の32のパートナーには、AdobeやFigma、Sierra、Decagon、HubSpot、Salesforce、ServiceNow、Harvey、Legora、Palo Alto Networks、CrowdStrikeなどが含まれます。

ベータ版です。

→ 個別記事で詳しく:OpenAI Marketplaceの解説記事を読む

27

どのプランで使える? 早見表

掲載した図は、主な発表の提供範囲を抜き出した早見表です。全25項目については、本文の各節で役割と対象を説明しています。

提供は項目ごとに違い、「順次」「近日」「ベータ」「限定プレビュー」のものも多くあります。スライドの共同編集やLiving Pagesの自動更新のように、発表と、機能ページ・公式ドキュメントで書き方が違う項目もあります。

契約しているプランで実際に表示されるかは、各公式ページと、ご自身のアカウントで確認してください。

DevDay 2026の発表の対象プラン(前半)(Duke作成)
DevDay 2026の発表の対象プラン(前半)。行ごとの対象と条件を比べます。順次提供や対応予定については、本文の確認時点の情報も参照してください。 図:Duke note。
28

目的から、詳しい記事を選ぶ

発表を全部導入する必要はありません。まず、いま時間がかかっている作業を1つ挙げます。資料を何度も作り直しているなら共同編集、長いコード修正を待っているならモデルと速度、担当者の返事を待つ定期集計ならチームタスクが候補です。

次に、利用中のプラン、組織の管理者設定、画面への提供状況を確認します。発表記事に対象プランが載っていても、自分の画面に同時に届くとは限りません。機能を試せることが確認できたら、架空の情報や公開資料で1つの作業を試し、成果物と確認にかかった時間を記録すると比較できます。

本稿は発表の案内です。細かい権限設定やAPIの要求形式は、各機能の個別記事と公式ドキュメントで確認してください。発表の25項目の中には、モデル、契約、開発用の仕様が混在しています。サービス名が似ていても、用途や契約条件はそれぞれ違います。

仕事別に確認する発表
困っている作業確認する発表最初に確かめること
長いコード修正を待つGPT-6.1 Sol・Ultrafastモデル、料金、実際の待ち時間
PCを閉じると作業が止まるCodexクラウド・dotsクラウドの実行環境と接続権限
資料の最新版が分からないSpace・Living Pages保存場所と共有する相手
会議後の担当と期限が曖昧Meetings・チームタスク録音への同意、担当、期限、共有先
QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

どの発表から読むと仕事に使えますか?

コード修正ならGPT-6.1 Sol・Codex、資料作成ならSpace・Living Pages、会議後の整理ならMeetingsが候補です。困っている作業を1つ決め、対象プランと提供状況を各記事で確認してください。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
25の発表を、1つのプランですべて使えますか?

対象プラン、地域、ベータ版の条件が項目ごとに違います。発表の一覧は全機能の利用を保証するものではありません。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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SOURCES & EDITORIAL NOTE

出典と、この記事について

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