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写真を外付けに移したい。でも、SSDは高いし、HDDは壊れやすいと聞く。商品ページを見比べるほど、どちらが正解なのか分からなくなることがあります。

最初に決めたいのは、そのデータを外付けの中で使うのか、別の場所にも残すのかです。この記事では、写真・仕事データの具体例で保存先を決め、容量を計算してから製品を絞ります。今のPCで足りている人は、高いSSDを急いで買う必要はありません。

この記事の目次
01

外付けSSDとHDDはどっち?まずは使い方で決める

SSDは半導体メモリー、HDDは内部のディスクにデータを記録します。一般にSSDは読み書きが速く、動作音や持ち運びの振動を気にする場面で選びやすい方式。HDDは大きな容量を用意する際の価格を比較しやすい方式です。ただし、故障やデータ消失の可能性はどちらにもあります。

「写真だからHDD」と決めるのも少し早いです。毎日大量の写真を開いて選別する人と、撮影後にまとめて複製する人では、速度に払う価値が違います。保存するファイルの名前より、触る頻度を想像してみてください。

USBメモリ、ポータブルSSD、電源アダプター付き据え置きHDDの外観例。生成イメージ。
左は直接挿すUSBメモリ、中央はケーブルでつなぐポータブルSSD、右は電源アダプターを使う据え置きHDDの外観例です。持ち歩くなら本体だけでなくケーブルも、机へ置くならコンセントの空きも確認します。生成イメージで、特定商品の写真や寸法比較ではありません。HDDにも小型のポータブル製品があります。画像を大きく見る ↗(新しいタブで開きます)
いま困っていることから選ぶ
使い方第一候補買う前に決めること
毎日、外付けの写真や仕事データを開くSSD実際に作業する分の容量・PC端子
数TBの写真・動画を自宅で複製する据え置きHDD電源の場所・コピー元を残せるか
仕事データを頻繁に持ち歩くポータブルSSD紛失対策・会社の持ち出しルール
PCの空きが足りないので元データを移すSSD/HDD+もう一つの保存先元を消した後も2か所に残るか
内蔵容量が足りていて、作業速度にも不満がないバックアップ先を先に検討高速SSDを追加する必要があるか
02

1TBで足りる?「写真何枚」より現在の容量を見る

同じ1枚でも、スマホの写真、RAWデータ、動画では大きさが違います。「何万枚入る」という目安だけで買うより、保存したいフォルダーの容量を確認する方が自分に合った判断になります。Windowsならフォルダーのプロパティ、Macなら「情報を見る」が出発点です。

次に、最近1か月分の写真や仕事フォルダーを見て、どれくらい増えたかを確認します。旅行や撮影が多い月も考慮しましょう。以下は現在300GB・毎月15GB増える・2年分・空き20%という編集部の計算例で、実測した利用者データではありません。

容量が分からなければ、保存したいフォルダをWindowsで右クリック→「プロパティ」、MacならFinderの「情報を見る」で確認します。クラウドの項目は必要分をPCへ保存してから数えてください。写真の枚数だけで推測するより、自分がコピーする分の大きさを見た方が選びやすくなります。

空き20%を残す場合の計画例(10億バイト=1GB)
現在+月間増加2年後のデータ量必要な公称容量の目安比較を始める容量
80GB+5GB/月200GB250GB以上500GB
300GB+15GB/月660GB825GB以上1TB
1,500GB+50GB/月2,700GB3,375GB以上4TB
03

写真・仕事データの保存先は、この3構成で考える

いちばん見落としやすいのが、外付けへ移せばバックアップも済んだと思ってしまうことです。移動してPC側を消した場合、元データの置き場所が変わっただけ。外付けが故障すると、残っているコピーがなくなります。

次の表は購入台数を増やすための提案ではありません。いま持っているPCや保存先も含めて、同じ大切なデータがどこに残るかを確認する表です。容量に余裕のあるPCを使っているなら、まず構成Aから考えられます。

大切なデータの置き場所を確認する構成例
構成普段使うデータ別に残すコピー合いやすい人
A:PC+外付けPC内蔵ストレージ外付けHDD等PCの容量・速度は足りている
B:SSD+別の保存先外付けSSDHDD/許可されたクラウド等外付けでも編集・仕事をしたい
C:大容量HDD+別の保存先外付けHDD別ドライブ/必要量を保存できるクラウド等PCに入りきらない写真・動画を残す
04

持ち歩く作業用ならT7 Shield。ただし高価格を払う理由は確認

Samsung T7 Shieldは、仕事のファイルを外で開いたり、机を移って作業したりする人の候補です。国内正規品の1TB・ブラックはMU-PE1T0S-IT。USB-CとUSB-Aへ接続する2種類のケーブルが付属し、重さは約98gです。

公称の読み出し最大1,050MB/sを生かすには、PC・接続経路もUSB 3.2 Gen 2などの条件を満たす必要があります。古い端子や途中のハブが遅いと、SSDだけ高性能にしても同じ速度にはなりません。ここに載せた数字はメーカー公表値で、本記事の転送テスト結果ではありません。

この製品を選ぶ理由は、持ち運びやすさと、IP65の防塵・防水、落下への耐性を備える設計です。ただし落下・水・ほこりによる損傷は、限定保証の対象外と案内されています。頑丈さはデータの保証ではなく、写真をこの1台だけに入れてよい理由にもなりません。

一方、家で月に一度コピーするだけなら、このクラスのSSDの価格は割高に感じるはずです。販売価格を見て予算を超えるなら、HDDを複製先にする方法も比べてみてください。リンク先では1TB・国内正規品の型番と付属ケーブル、販売店の保証案内を確認できます。

SSDをハブ経由で使う予定なら、USBハブにつなぐ機器と転送速度の確認点も見ておくと安心です。SSD本体だけでなく、途中の接続も速度に関わります。

05

家に置く大容量の複製先なら、4TB HDDを比較する

バッファローHD-NRLD4.0U3-BAは、机に置いて写真や動画を残す構成の候補です。4TBの据え置きHDDで、付属ACアダプターを使います。ノートPCのUSB端子だけで動かすポータブル型とは、置き方が違います。

例えば容量計算が3,375GBになった人なら、1TBの高性能SSDを選んでも全体は入りません。まず4TBなど必要な容量を満たす候補を探し、机の電源とPCの接続端子を照合する方が先です。USB-CしかないPCでは、接続に必要なケーブルや変換の費用も合計してください。

SSDより安く買えるかは、その日の販売価格と容量によります。本体価格だけを見ず、「必要容量を満たす本体+接続用品+別の保存先」の総額で比べましょう。毎日大きなファイルを編集するなら、待ち時間を減らすSSDとの役割分担を検討できます。

テレビ録画対応という案内もある製品ですが、仕事・写真用とは分けて考えます。テレビ側で初期化を求められる操作に、保存中のデータが入ったドライブをそのまま使わないでください。目的を決めて専用の保存先にしておくと、家族との取り違えも減らせます。

06

届いた後は「コピーできた」から、開ける確認まで

バックアップは、買った直後に一度コピーして終わりにすると、その後に増えた写真が残りません。Windowsのファイル履歴、MacのTime Machineなど、使っている環境に合う方法を選びます。対象フォルダーや対象ドライブは、設定画面で確認してください。

Time Machineでは、AppleはMacのストレージ容量の少なくとも2倍のバックアップ容量を目安に案内しています。これは過去の状態も残すTime Machine向けの案内で、先ほどの「1組のデータ量」の計算とは目的が違います。方式を決めてから容量を確定する順番が大切です。

新しいドライブで形式の変更を求められたら、消去される範囲を読んでから操作します。移行では元データを残し、コピー先の写真や書類を実際に開けるか、必要なフォルダーがそろっているかを確かめましょう。バックアップ機能を使うなら、小さなファイルで復元操作も確認すると、いざというときに迷いにくくなります。

たとえば仕事用SSDのファイルをHDDに複製したら、HDD側のコピーを別のフォルダーへ戻して、実際に開いてみます。元のデータは残したままで大丈夫です。「保存先がある」だけで終わらせず、必要なときに取り出せることまで確かめておきましょう。

  • 保存先に名前を付け、仕事用・写真用・バックアップ用を区別する
  • 必要なフォルダーがコピー対象に含まれているか確認する
  • コピー先から写真・書類を数点開き、移行漏れを確認する
  • 元を消す前に、別の場所にもコピーがあるか確かめる
  • 仕事のデータは、会社が認めた機器・保存先の範囲で扱う
07

買う順番は、方式より「必要容量と残し方」から

迷ったら、保存したい容量・2年後の増加分・普段の作業場所・別のコピー先の四つを書き出してください。ここが決まると、候補の比較はかなり短くなります。写真を月に一度残す人と、毎日外付けから作業する人が、同じ商品を選ぶ必要はありません。

本記事の2製品は、全製品の実測順位ではなく、持ち歩くSSDと机に置くHDDの具体例です。価格が合わなければ、その場で買わず同じ条件を満たす製品と比較してください。2年後も役立つのは型番を覚えることより、自分のデータをどこに残すか決められることです。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

写真保存はSSDとHDD、どちらがいいですか?

外付け上で頻繁に開く・編集するならSSD、大容量の複製を家に置くならHDDから比較できます。写真という種類だけで決まるものではなく、使う頻度と容量、別のコピー先で選びます。

1TBあれば2年間使えますか?

現在の容量と増え方次第です。300GBから毎月15GB増える例なら2年後660GBで、空き20%を残す計算では1TBが候補。ただし、過去版も残すバックアップではさらに容量を見込みます。

PCから外付けに移せば、バックアップになりますか?

元を消してコピーが一つになれば、別の場所に残すバックアップにはなりません。移行後も必要なデータを複数の保存先に残し、開けることと復元方法を確認します。

頑丈なSSDなら、落としても保証されますか?

耐性のある設計と保証範囲は別です。T7 Shieldの国内正規品案内では落下・水・ほこりによる損傷が限定保証の対象外です。購入前に対象型番の保証条件を確認してください。

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