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Geminiに動画を頼んだのに、作れないという返事が来る。何本か作れたのに、急に止まった。Geminiの動画生成は、画像生成より条件が多く、無料のまま使えないことを知らずにつまずく人が少なくありません。

この記事では、2026年9月26日に確認したGoogleの公式ヘルプと料金ページをもとに、動画を作れない原因の見分け方と直し方を説明します。

この記事の目次
01

結論:無料では作れない。プランと年齢から確かめる

Googleのヘルプによると、個人のアカウントで動画を作るには、Google AIプランが必要です。無料のGeminiでは、動画生成は使えません。

プランがあっても、18歳未満は使えず、上限や依頼の内容でも止まります。症状ごとの原因と直し方は、表「症状別の原因と直し方」のとおりです。

症状別の原因と直し方
症状主な原因直し方
動画を頼むと、作れないという返事が来る無料のまま、または18歳未満プランと年齢の条件を確かめる
[動画を作成]が見当たらないプランがない、会社のライセンスプランか管理者の設定を確かめる
何本か作れた後に止まる使用量の上限上限の通知とリセットの時刻を見る
作成中に同じチャットが使えない作成中の仕様新しいチャットで待つ
作られない・消える規約に反するおそれ人物や権利に関わる表現を変える
動画の読み込みだけ断られる地域の制限動画ではなく画像から作る
02

動画生成に必要なプランと料金

Geminiの動画は、Gemini Omniという動画のモデルで作ります。Googleの料金ページでは、Google AI Plus以上のプランで動画生成などの機能を使えると案内しています。

日本のプランと料金は、表「Geminiのプランと動画生成(2026年9月26日確認)」のとおりです。料金は変わることがあるので、申し込む前に公式の料金ページで確かめてください。

会社や学校のアカウントでは、要件を満たすWorkspaceのライセンスが必要です。個人のプランに入っても、会社のアカウントでは使えるようになりません。

Geminiのプランと動画生成(2026年9月26日確認)
プラン(月額)動画生成使用量の上限
無料(0円)使えない標準
Google AI Plus(725円)使える無料版の2倍
Google AI Pro(2,900円)使える無料版の4倍
Google AI Ultra(14,500円から)使えるProよりさらに多い(最大20倍)
03

PlusとProのどちらにするか

動画を作るためにプランを選ぶなら、作る頻度で決めるのが現実的です。料金ページの内容から、選び方の目安をまとめると、表「動画の作り方とプランの目安」のとおりです。

Proは使用量の上限が無料版の4倍で、Flowのクレジットやクラウドの保存容量も多く付きます。月に数本を試すだけなら、まずPlusで十分かを確かめ、足りなければ上げる順番が無駄になりません。

動画の作り方とプランの目安
動画の作り方プランの目安理由
月に数本、趣味で試すGoogle AI Plus動画生成が使え、月額が安い
毎週、SNS用の短い動画を作るGoogle AI Pro上限が4倍で、止まりにくい
仕事で毎日たくさん作るGoogle AI Ultra上限がさらに多い
04

「この種類の動画は作成できません」と返るとき

知恵袋の相談には、「この種類の動画は作成できません」「対応しておりません」といった返事が来たという声があります。Googleのヘルプには、この文言ごとの原因の一覧はありません。

そのため、返事の文言より、条件を順に確かめるほうが早く原因にたどり着けます。確かめる順番は次のとおりです。

  1. プランがあるか:無料のままでは作れない。Plus以上のプランのアカウントでログインしているかを見る。
  2. 18歳以上か:18歳未満のアカウントは使えない。
  3. 動画の機能から頼んだか:サイドバーの[動画を作成]から始める。
  4. 依頼の内容:実在の人物や他人の作品に頼った依頼は、断られることがある。

4つとも問題がなければ、上限か障害を疑います。上限の見方と障害の確かめ方は、この記事の後半で説明します。

05

動画を作る手順

Googleのヘルプが案内するPCでの手順は、次のとおりです。[動画を作成]から始めると、動画の依頼として受け付けられます。

  1. gemini.google.comを開く:プランのあるアカウントでログインする。
  2. 左上の「サイドバーを開く」から[動画を作成]を選ぶ:テンプレートを選んでもよい。
  3. 作りたい動画の説明を入力する:画像や動画から作るときは、追加のアイコンから選ぶ。
  4. 送信して数分待つ:作成中は同じチャットを続けられない。

動画の説明は、Geminiとのふつうのチャットで先に相談して整えることもできます。その場合は、[動画]を選ばずに相談から始めて構いません。

06

何本か作れた後に止まるのは、使用量の上限

Geminiには、計算量に応じた使用量の上限があります。2026年5月17日からは、週の上限に達するまで5時間ごとにリセットされる形になりました。

Googleのヘルプは、動画などのメディア生成は使用量をより多く消費すると説明しています。ふつうの会話より早く上限に達するので、上位のプランでも数本で止まることがあります。

上限に近づくと通知が出て、上限に達すると、いつリセットされるかが表示されます。PCでは左下の設定から使用量上限の画面を開いて確かめられます。

有料のプランで上限に達した場合は、Flash-Liteで会話を続けられますが、動画はリセットまで待つ必要があります。

07

作成に数分かかり、その間は同じチャットを使えない

ヘルプによると、動画の作成には数分かかることがあります。作成中は、同じチャットを続けられません。

待っている間に別のことをしたいときは、新しいチャットを始めます。作成中の動画は、後で元のチャットに戻って確かめられます。

同じチャットに何度も送り直すと、作成が重なって分かりにくくなります。1本の作成が終わってから、次の依頼を送ってください。

何分待っても終わらないときは、ページを再読み込みしてからチャットを開き直します。それでも出てこないときは、上限か障害を疑って時間をおきます。

08

年齢と、会社・学校のアカウントの条件

ヘルプでは、2026年9月26日の時点で、18歳未満のユーザーは動画生成を使えないと書かれています。家族のアカウントを借りて使う方法は、規約の面からも避けてください。

会社や学校のアカウントで使うには、要件を満たすWorkspaceのライセンスが必要です。個人のアカウントでは作れるのに、会社のアカウントだけ作れないなら、ライセンスと管理者の設定を確かめてもらいます。

複数のGoogleアカウントを使い分けている人は、プランに入っているアカウントでログインしているかも確かめてください。右上のアイコンで、今のアカウントを確認できます。

09

動画を読み込ませる編集は、地域によって使えない

Gemini Omniでは、動画をアップロードして編集を頼むこともできます。ただしヘルプによると、動画編集のための動画のアップロードは、欧州経済領域・スイス・英国と、米国の一部の州では使えません。

日本から使う場合でも、海外のサーバーを経由する設定を使っていると、その地域として扱われる可能性があります。動画の読み込みだけ断られるときは、その設定を外して試してください。

1回の依頼で追加できるのは、動画1本と画像5枚までです。数が多いときは、使う素材を絞ってから頼みます。

10

作られない・消える依頼は、表現を変える

Googleの利用規約(生成AIの使用禁止に関するポリシーを含む)に反するおそれがあるとシステムが判断すると、動画が作られなかったり、削除されたりすることがあります。

ヘルプは、アップロードする画像の権利を持っていること、第三者の著作権やプライバシーの権利を侵害しないことを求めています。違反した場合は、アカウントが停止されることもあると書かれています。

実在の人物や他人の作品に頼った依頼は避け、見た目の特徴や動きを言葉で説明する形に変えてください。自分の姿を使いたいときは、ヘルプが案内するアバターの機能を使います。

11

伝わりやすい動画の依頼文

動画の依頼は、画像より伝えることが多くなります。場面・動き・カメラの動き・音の4つを分けて書くと、狙いに近い動画になりやすくなります。

ヘルプによると、動画と一緒に音声を作るよう頼むこともできます。縦横比は作る前に選べ、文字だけで頼んだときの初めの設定は横向きです。

依頼文の例は、囲み「動画を頼む依頼文の例」のとおりです。

12

画像から動画を作るときの注意

手持ちの写真やイラストから動画を作るときは、画像の追加のアイコンから選びます。参照に画像や動画を使うと、動画の縦横比はその素材に合わせて決まります。

使う画像は、自分で撮った写真や、使う権利のある画像だけにしてください。他人が写っている写真は、その人の同意がないと、プライバシーの面で問題になることがあります。

13

作った動画の保存と共有

ヘルプによると、動画の下のアイコンから[動画をダウンロード]か[YouTube で共有]を選べます。作った動画は、公開や利用の前に自分で確かめて判断するよう求められています。

他人をだます、嫌がらせをする、危害を加える目的で動画を作ったり共有したりしないことも、ヘルプに書かれています。

14

スマホのアプリで作れないとき

スマホのアプリで作れないときは、アプリを最新の版にし、プランのあるアカウントでログインしているかを確かめます。

ボタンの場所はアプリの版で変わることがあります。見つからないときは、同じアカウントでPCのブラウザから[動画を作成]を試すと、アプリの問題かどうかを切り分けられます。

PCでは作れるのにアプリだけ作れない場合は、アプリの問題です。アプリの更新を待つ間は、PCで作った動画をダウンロードしてスマホに送る方法で急場をしのげます。

15

エラーが続くときは、Google側の障害を確かめる

Google Workspaceのステータスダッシュボードには、Geminiの障害の履歴が載っています。2026年6月10日には「Something went wrong」のエラーで、送信の約半分が失敗する障害がありました。

この障害は、個人のアカウントと会社のアカウントの両方に影響したと報告されています。障害のときはプランや依頼文を変えても直らないので、時間をおいて作り直してください。

16

Google Flowとの違い

Googleの料金ページによると、Google AI Plus・Proには、動画づくりのためのGoogle Flowのクレジットも付いています(Plusは200、Proは1,000)。

Flowは、映画のような場面やストーリーを作るためのAIの制作画面です。料金ページでは、Gemini Omni Flashを使って場面を作れると案内されています。

Geminiのチャットで作る動画と、Flowで作る動画は、使う画面と数え方が違います。Geminiの上限で止まった日に、Flowのクレジットで続きを作る、という使い分けも考えられます。

17

3人の例で考える

よくある3つの状況で、どこから確かめるかの例を挙げます。

  1. 無料のGeminiで動画を頼んだ人:無料では作れない。Plus以上のプランを検討する。
  2. Plusで3本作った後、急に作れなくなった人:使用量の上限。通知のリセットの時刻まで待つ。
  3. 会社のアカウントで[動画を作成]が出ない人:Workspaceのライセンスと管理者の設定を、社内の担当者に確かめてもらう。

画像なら作れるのか、画像も作れないのかでも、原因の見当が変わります。画像も作れないときは、Geminiで画像生成できない原因も確かめてください。

18

動画を作れる状態に戻す確認リスト

最後に、上から順に確かめる項目をまとめます。

  • Google AI Plus以上のプランのアカウントでログインしている
  • アカウントが18歳以上の条件を満たしている
  • サイドバーの[動画を作成]から頼んでいる
  • 上限の通知と、リセットの時刻を確かめた
  • 作成中は同じチャットに送らず、新しいチャットで待った
  • 実在の人物や他人の作品に頼らない表現に変えた
  • 会社のアカウントなら、ライセンスと管理者の設定を確かめた
  • ステータスダッシュボードで障害が出ていないかを見た
QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

Geminiで動画が作れなくなったのはなぜですか?

何本か作れた後に止まったなら、使用量の上限の可能性が高いです。動画はふつうの会話より使用量を多く消費し、上限は5時間ごとにリセットされます(週の上限まで)。通知に出るリセットの時刻を確かめてください。

Geminiで動画は生成できますか?

できますが、個人のアカウントではGoogle AIプラン(Plus以上)が必要で、18歳未満は使えません。PCではサイドバーの[動画を作成]から頼めます(2026年9月26日確認)。

Geminiで動画はどのくらい生成できますか?

本数は公開されていません。計算量に応じた使用量の上限があり、Plusは無料版の2倍、Proは4倍の上限です。動画は使用量を多く消費するため、上位のプランでも数本で止まることがあります。

Geminiの有料版で動画生成はできますか?

できます。日本ではGoogle AI Plus(月725円)、Pro(月2,900円)、Ultra(月14,500円から)で動画生成などの機能が使えます(2026年9月26日確認)。料金は申し込む前に公式ページで確かめてください。

1本の動画の長さは決まっていますか?

2026年9月26日の時点で、Geminiの動画のヘルプには1本の長さの記載がありません。長い動画を作りたいときは、場面ごとに短いクリップを作り、つなげる前提で計画すると失敗が減ります。

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SOURCES & EDITORIAL NOTE

出典と、この記事について

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