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新規開拓の営業メールは、初めて連絡する相手へ、自社の提案と連絡した理由を伝えるメールです。会社紹介を長く並べるより、相手について確認した事実、提案できる範囲、次にお願いしたいことを短くつなげます。

例文を使う前に、送信してよい条件と社内の配信ルールを確認してください。公開アドレスがあることだけで、すべての広告メールを自由に送れると判断しないでください。本記事の会社・案件・署名は架空で、実際には正確な送信者情報等へ置き換える必要があります。

この記事の目次
01

公開情報から、事実・仮説・提案を分ける

架空の相手企業が展示会へ出ると公式サイトで案内していた場合、「出展予定」は事実です。「説明資料の制作で困っている」は、まだ聞いていない仮説です。メールでは「お困りですよね」と決めず、「もし資料整備をご検討であれば」と条件を付けて提案します。

会社名を変えただけの文面を防ぐには、どの公開情報を確認し、そこから何を考えたかを一行ずつ書きます。社員の私生活や非公開情報を提案の材料にしないでください。

営業担当の女性が会社の公開イベント案内を見た後、手帳の「事実」と「仮説」を別の欄に書く。ディスプレイは後ろ向き、実在UIなし。吹き出し「困っているとは まだ決めつけない」。架空例のAI生成漫画。
公開された予定は事実でも、その会社が困っているかは未確認。 AI生成の架空例。画像を大きく見る ↗(新しいタブで開きます)
作成シートの架空の記入例
要素記入例
確認した事実公式サイトで、11月の展示会出展を案内している。
未確認の仮説展示内容を短く説明する資料の整備が必要かもしれない。
提供できること既存の説明資料5ページまでの構成・見た目の調整。
含めないこと展示会の売上保証、新規の調査、無断の素材利用。
小さな次の行動必要であれば、対応範囲と見本の案内を返す。
02

件名と本文は、相手が判断できる順で書く

件名は「重要」「至急」だけで開封を促さず、提案内容が分かるものにします。本文は、名乗り、連絡理由、提案、次の行動、不要時の扱い、正確な署名の順が一例です。社内の規定や法令上必要な表示を省かないでください。

初回から大量の添付や長い会議を求めるより、まず必要性を判断できる情報を渡します。ただし、返信を求めること自体が負担になる場合もあるため、不要なら返信不要と明示できます。顧客向けの問い合わせフォームへ、営業目的を隠して送り込まないようにします。

03

例文1:確認した出展予定に合わせた提案

下の例は、公開事実を出展予定だけに限定しています。説明資料が不足している、担当者が忙しい、売上が伸びないなどは断定していません。実績や見本を送る場合は、自社が権利を持ち、公開できるものを使います。

担当者が企業の公開された展示会出展案内と配布資料の見本を並べ、確認できた事実に線を引いて短い提案を作る。実在UIなし。 吹き出し「公開された予定から提案」。AI生成の架空例。
確認できる出展予定を起点に、何を提供するかを短く示します。相手の課題を推測で断定しません。 AI生成の架空例。画像を大きく見る ↗(新しいタブで開きます)
04

例文2:公開の採用情報から、案内資料を提案する

採用数が増えたという情報がないのに「急増する新人対応にお困りだと思い」と書かないでください。公開された募集の事実と、入社案内の整備という提案を分けます。担当が違う可能性があっても、転送を当然の義務として求めないようにします。

05

例文3:導入実績がない場合は、範囲と見本で説明する

実績がないときに「多くの企業で好評」「売上30%改善」などを付けないでください。できる作業、条件、独自制作の見本で説明します。作った見本は、架空の内容であることを表示し、実在顧客の事例と混同させないようにします。

担当者が自社制作のサンプルを用意し、実績欄を盛らずに試作の範囲と確認してほしい点を書き添える。 吹き出し「実績がなくても見本は出せる」。AI生成の架空例。
導入実績がない場合は、その事実を保ち、提供範囲と見本で判断材料を示します。 AI生成の架空例。画像を大きく見る ↗(新しいタブで開きます)
06

送信前に、同意・例外・表示・拒否の扱いを確認する

特定電子メール法では広告宣伝メールについて原則として事前の同意が必要で、例外や表示、受信拒否後の扱いも定められています。送信先の公開状況や拒否表示、取引関係などにより確認事項があるため、「法人だから」「一通だけだから」で省かないでください。

本記事の例文は、送信条件を満たすことを判定するものではありません。消費者庁の現行ガイドラインと社内のルールを確認し、不明なら法務等へ相談してください。拒否された相手には停止を記録し、別アドレスや別担当者から送り直さない運用にします。

07

返答がないことを、継続連絡への同意と扱わない

未返信には、不要、未読、担当違い、検討中など複数の可能性があります。反応がない相手へ何度も同じ提案を送る前に、連絡の必要性と送信条件、社内の停止方針を確認します。「返信がないので再送します」だけを理由に続けないでください。

関心を示した相手への次の連絡では、依頼された情報と期限を守ります。断られたときは、「承知しました。今後この件でのご案内は停止します」と返し、配信先の記録にも反映します。

担当者が返信のないメールと連絡停止の管理メモを見比べ、追送を保留し送信条件を見直す。送信ボタンを押さない。 吹き出し「無返信を同意にしない」。AI生成の架空例。
返答がないことを継続連絡への同意とみなさず、拒否の扱いと送信条件を確認します。 AI生成の架空例。画像を大きく見る ↗(新しいタブで開きます)
08

効果は送信数だけでなく、必要な対話へ進んだか見る

送信数、到達できた数、返信、関心のある返信、商談、停止依頼を分けます。開封率は画像の自動読込やプライバシー機能などの影響を受けるため、正確な閲読人数と同じには扱いません。少数の結果で件名の優劣を断定するのも避けます。

関心のある返信が来たら、営業ヒアリングの会話例で顧客の事実を確認します。メールを送ることではなく、必要な相手に、判断できる提案を届けることを目的にしてください。

  • 公開情報の出所と事実を確認した。
  • 未確認の課題や効果を断定していない。
  • 提供範囲と次にお願いすることが短く分かる。
  • 実績・数字・顧客名・素材の権利を確認した。
  • 送信条件、拒否表示、必要な表示、停止方法を確認した。
  • 宛先・会社名・署名が正確で、停止対象が含まれていない。
QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

開封される件名にするには?

内容が分かる具体的な件名にします。重要・至急や、返信のように見せる表現で誤認を誘うのは避け、相手の事実と提案の範囲を合わせます。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
公開メールアドレスなら送ってよい?

公開されていることだけでは一律に判断できません。法令上の条件、拒否表示、利用目的、社内の配信ルール等を確認してください。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
実績がないと営業メールは書けない?

書けますが、存在しない実績を付けないでください。開始段階であること、提供できる範囲、架空と明示した独自の見本などで判断材料を示せます。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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