この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

副業で疲れたら、まず副業の「時給」と、睡眠などの体の状態を確かめましょう。かけた時間に対して収入が少なく、睡眠が削られているなら、減らすかやめる時期です。

厚生労働省の副業・兼業のガイドラインでは、会社に雇われて副業をする場合、本業と副業の労働時間は通算されます。働く人自身も、業務量や健康の状態を管理することが求められています。

この記事では、2026年9月24日に確認した厚生労働省と国税庁の情報をもとに、時給での見直し方、労働時間のルール、負担を減らす工夫を説明します。

この記事の目次
01

結論:副業の時給と体の状態で、続ける・減らす・やめるを決める

副業を続けるかどうかは、気合いではなく、時給と体の状態で決めます。

  1. 続ける:時給に満足でき、睡眠も取れている。
  2. 減らす:時給はよいが、睡眠や休日が削られている。
  3. やめる:時給が低く、疲れが本業にも出ている。

疲れは、我慢で乗り切るものではなく、見直しの合図です。

02

副業の時給を計算する:連絡や事務の時間も入れる

副業の時給は、1か月の副業の手取りを、かけた時間の合計で割って出します。かけた時間には、作業だけでなく、連絡・移動・事務作業も入れます。

表「副業の時給の計算例」では、月5万円の収入でも、時給にすると750円になります。本業の時給よりずっと低いなら、単価を上げるか、時間のかかる作業を減らすことを考えます。

副業の時給の計算例(数字は説明用、税金を引く前)
項目
1か月の副業の収入5万円
経費(道具・交通費など)5,000円
かけた時間(作業・連絡・事務)60時間
副業の時給750円(4万5,000円÷60時間)
03

労働時間のルール:雇われて働く副業は、本業と通算される

厚生労働省のガイドラインでは、労働基準法38条1項により、働く会社が違っても労働時間は通算するとしています。アルバイトなど雇われて働く副業では、本業の時間と合わせて考えます。

一方で、フリーランス、独立、起業、共同経営、顧問などの働き方は、通算の対象になりません。どちらの場合も、働く人自身が、業務量や進み具合、就業時間、健康の状態を管理することが求められています。

副業の形と労働時間の通算(厚生労働省のガイドライン)
副業の形労働時間の通算
雇われて働く(アルバイトなど)本業と通算される
フリーランス・起業・顧問など通算されない(自分で管理する)
04

負担を減らす4つの工夫

続ける場合も減らす場合も、次の4つで負担を軽くできます。

  1. 時間を決める:副業をする曜日と時間を決め、それ以外は休む。
  2. 単価の低い仕事を減らす:時給の低い仕事から手放す。
  3. 事務作業をまとめる:請求書の発行や記帳を、週に1回まとめて行う。
  4. 睡眠を先に確保する:寝る時間を決めてから、副業の時間を割り当てる。

稼ぎ方そのものを見直すなら、AI副業が稼げない3つの理由で、本業のスキルを生かす組み合わせを紹介しています。

05

事務作業:所得が20万円を超えたら確定申告

給与を1か所から受けている会社員は、副業などの所得の合計が20万円を超えると、確定申告が必要です(国税庁)。所得は、収入から経費を引いた金額です。

所得税の申告が要らない場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。お住まいの市区町村で確かめてください。記帳を日ごろから済ませておくと、申告の時期に慌てません。

06

やめると決めたら:区切りをつけて、早めに伝える

副業をやめるのは、失敗ではありません。本業と生活を立て直すための判断です。受けている仕事は、区切りのよいところで終えられるよう、早めに相手に伝えます。

個人事業として届け出ていた場合は、廃業の届出なども必要です。手続きはフリーランスをやめたい人へで説明しています。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

副業をしようとしても疲れてできません。どうしたらいいですか?

まず睡眠を確保し、副業をする曜日と時間を決めて、それ以外は休みましょう。それでも疲れが取れないなら、副業の時給を計算し、時給の低い仕事から減らすか、しばらく休むことを考えます。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
副業で月5万円稼ぐのは難しいですか?

時給で考えると見通しが立ちます。時給1,500円なら月に約34時間、時給750円なら約67時間が必要です。本業の後にその時間を取れるかを先に確かめましょう。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
やめたほうがいい副業は?

時給が極端に低い、睡眠を削らないと続かない、勤め先の就業規則に反する、高額な初期費用や講座の契約を求められる、といった副業は見直したほうがよいでしょう。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
副業の労働時間は本業と合わせて数えますか?

雇われて働く副業では、本業と副業の労働時間は通算されます。フリーランスや起業、顧問などの働き方は通算の対象外ですが、どちらの場合も自分で健康の状態を管理することが求められています。

この記事を共有する

X(旧Twitter)(新しいタブで開きます)LINE(新しいタブで開きます)はてなブックマーク(新しいタブで開きます)
SOURCES & EDITORIAL NOTE

出典と、この記事について

公式資料や、記事で参照した発表・報道をまとめています。仕様や料金は、利用する前に最新の案内をご確認ください。

確認した内容と条件は本文に記載しています。結果や使い勝手は、資料や環境によって異なります。編集方針を読む