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外部アプリへChatGPTでログインするとき、本人情報の共有と、ChatGPTプランの利用枠を使う許可は別です。公式ガイドでは、このサインインとプラン利用だけで、チャット履歴やメモリーへのアクセスは与えないと説明しています。

同意画面の項目、接続先ごとの利用量の上限、接続を解除する場所を順に見て、どこまで許可するかを判断できるようにします。

この記事の目次
01

ログインする側で分かること

掲載した公式画像は、パートナーのアプリ(Devin)とChatGPTをつなぐ画面です。「ChatGPTのプランを使う」という項目があって、「Devinが、あなたのChatGPTプランの上限から、利用量を使うことを許可する」と書かれています。

画面の下には、「ChatGPTでのログインは、信頼できるアプリとサイトにだけ使ってください。ログインの連携は、ChatGPTの設定でいつでも管理できます」という注意書きもあります。

提供については、発表に、組織の設定に応じて、サインイン済みのChatGPTユーザーが、世界中で使えると書かれています。Help Centerの記事には、OpenAI AcademyとChatGPT Sitesで使えて、対応するプラグインやパートナーのサイトに、順次広がっていると書かれています。

「ChatGPTとDevinをつなぐ」画面で、「ChatGPTのプランを使う」を選ぶ公式ビジュアル(出典:OpenAI)
「ChatGPTとDevinをつなぐ」画面で、「ChatGPTのプランを使う」を選ぶ公式ビジュアル。公式資料で紹介された画面や外観を確認するための画像です。 出典:OpenAI。
02

できることは2つ:サインインと、プランの利用

公式ドキュメントは、この機能を、2つの別々の許可として説明しています。

サインイン:ChatGPTのアカウントで、対応するアプリやサイトに入る。アプリが求めるアカウント情報(名前、メールアドレス、プロフィール写真)を確認して進む

プランの利用:一部のアプリでは、条件を満たすPlusとProの利用者が、自分のChatGPTプランを、そのアプリのAIの依頼に使える。使われるのは、プランに含まれるCodexやChatGPT Workの利用枠

サインインで、共有されないものも、Help Centerの記事に書かれています。

あなたのチャットとメモリ

あなたのファイルとトークン

請求情報や、ほかのChatGPTアカウントのデータ

ただし、アプリが、特定のデータや操作の許可を、別に求めることはあります。たとえば、ChatGPT Siteが、あなたがつないだアプリへのアクセスを求める、といった場合です。求められた許可は、内容を確認してから、承認します。

プランを使う場合の注意が、いくつか書かれています。

アプリの利用は、すでにある、プランの上限に数えられる。連携しても、新しい枠は増えない。アプリ側の料金が、別にかかることもある

プランを使っても、そのアプリは、あなたのチャットやメモリには、アクセスできない

ほかに求められる許可は、別に確認する

サインインと、ChatGPTプランの利用は別の許可(Duke作成)
サインインと、ChatGPTプランの利用は別の許可。行ごとの対象と条件を比べます。順次提供や対応予定については、本文の確認時点の情報も参照してください。 図:Duke note。
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対応しているパートナー

公式ドキュメントには、パートナーの一覧が載っています(2026年9月30日時点)。「サインイン+プランの利用」に対応するアプリと、「サインインのみ」のアプリで、分かれています。オープンソースの連携として、OpenClaw、OpenCode、Pi、T3も挙げられています。

また、プラグインの説明では、Airtable、GitLab、HubSpot、Notion、Supabase、Vercelなどの対応するプラグインやパートナーサイトで、ベータ版として、順次提供中と書かれています。

サインインで共有されるのは、名前・メールアドレス・プロフィール写真だけで、プラグインが、あなたのデータへアクセスしたり、操作を自動で承認したりするわけではない、とされています。

プラグインが求める許可は、別に、確認して承認します。

なお、ChatGPT Sitesの機能ページには、作ったSiteに「Sign in with ChatGPT」を追加して、訪問者が続きから再開できるようにする機能も書かれています(Sitesの記事)。

「ChatGPTでサインイン」の対応パートナー(Duke作成)
「ChatGPTでサインイン」の対応パートナー。図の分類と、本文の具体例を対応させて読みます。 図:Duke note。
04

使い方と、あとからの管理

公式ドキュメントの手順は、次のとおりです。

対応するアプリやサイトで、「Continue with ChatGPT」を選ぶ

使いたいChatGPTのアカウントでサインインする

アプリが求めているアカウント情報(名前、メールアドレス、プロフィール写真)を確認する

進めて、サインインを終える。同じメールアドレスのアカウントが、すでにアプリにある場合は、アプリの案内に従って、アカウントを確認して、リンクする

すでにアプリのアカウントを持っている場合は、アプリの設定(アカウントや料金の画面)から、ChatGPTを結びつける方法もあります。

プランを使う場合は、上限を管理できます。

ChatGPTの「Settings > Usage」で、連携したアプリが、プランをどう使っているかを見られる

「App limits」で、アプリごとに、週の上限を、プラン全体の週の利用量に対する割合で設定できる。この上限は、上限(キャップ)であって、専用の枠や、取り置きではない

連携を完全に切るには、「Settings > Security and login > Sign in with ChatGPT」で、アプリを選んで「Disconnect」

Help Centerの記事には、OpenAIが集める情報も書かれています。認証や、組織の設定の適用、許可の完了、サインインの保護のために、アカウントの識別子やメールアドレス、選んだワークスペース、アプリと許可の内容、IPアドレスや端末の識別子などの技術的な情報を、取得して処理する場合がある、という説明です。

これは、アプリに渡される情報とは別の話だと、書かれています。

使い始めから、あとの管理までの流れ(Duke作成)
使い始めから、あとの管理までの流れ。工程のつながりを読み、どこで結果を確認するかを押さえます。 図:Duke note。
05

組織の管理者の方へ

組織で使う場合は、管理者の設定にも左右されます。Help Centerの記事には、次のことが書かれています。

明示的なポリシーを決めていない組織では、初期設定で有効。すでにある許可・拒否のポリシーは、そのまま有効

組織レベルの設定は、OpenAI管理コンソールの「External access」で、グローバル管理者が管理する。ワークスペースのオーナーや管理者は、自動では変更できない

BusinessとEnterpriseの管理者プレビューでは、ChatGPT SitesやAdsへの委任アクセスは初期設定でオフで、管理者の明示的な承認が必要。管理者の承認は、メンバー本人の承認を置き換えない

06

開発者の方へ

公式ドキュメントは、自分のアプリに組み込みたい開発者向けに、開発者向けドキュメントと、OpenAIのCookbookの記事を案内しています。Help Centerの記事には、限られたパートナーで開始したため、組み込みに関心がある場合は、関心フォームを使う、と書かれています。

Cookbookの記事(2026年9月28日付)には、次のようなことが書かれています。

本人確認(Identity)と、ChatGPTプランの利用は、別の機能。どちらも、ChatGPTの会話へのアクセスは、与えない

開始時点では、プランの利用は、オープンソースのプロジェクト、手元で動く個人のプロジェクト、選ばれた非公開のアプリで使える

本人確認だけの連携は、選ばれた商用パートナーに提供されている

サインインだけでは、プランを使う許可にはならない。プランを使う許可が、実際に付与されたかを、アプリ側で確認する必要がある

07

使い始めるなら

パスワードを新しく作らなくてよいのは、便利です。一方で、ChatGPTのアカウントで、いろいろなアプリに入れるということは、それだけ、ChatGPTのアカウントが大事になるということでもあります。画面の注意書きにもあるように、信頼できるアプリだけに使うのが基本だと思います。

プランを使う許可を出すときは、次の2つを決めておきたいです。

上限(App limits):アプリごとに、週の上限を先に決めておく。プランの枠は、ほかの用途と共有になる

どのアカウントでサインインするか:個人のアカウントと、仕事のアカウントを、間違えないようにする(組織のアカウントは、組織の設定に従う)

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

サインインすると、チャット履歴も渡りますか?

サインインやプラン利用の権限だけで、チャット履歴・メモリーを共有する仕組みではありません。別のアクセス要求がある場合は、同意画面で確認します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
本人情報と、プランの利用を区別する理由は?

本人情報はアカウントを識別するために使います。プラン利用は対応するAI処理で利用枠・クレジットを使う追加権限で、利用量へ影響します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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出典と、この記事について

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