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外部アプリへChatGPTでログインするとき、本人情報の共有と、ChatGPTプランの利用枠を使う許可は別です。公式ガイドでは、このサインインとプラン利用だけで、チャット履歴やメモリーへのアクセスは与えないと説明しています。
同意画面の項目、接続先ごとの利用量の上限、接続を解除する場所を順に見て、どこまで許可するかを判断できるようにします。
この記事の目次
ログインする側で分かること
掲載した公式画像は、パートナーのアプリ(Devin)とChatGPTをつなぐ画面です。「ChatGPTのプランを使う」という項目があって、「Devinが、あなたのChatGPTプランの上限から、利用量を使うことを許可する」と書かれています。
画面の下には、「ChatGPTでのログインは、信頼できるアプリとサイトにだけ使ってください。ログインの連携は、ChatGPTの設定でいつでも管理できます」という注意書きもあります。
提供については、発表に、組織の設定に応じて、サインイン済みのChatGPTユーザーが、世界中で使えると書かれています。Help Centerの記事には、OpenAI AcademyとChatGPT Sitesで使えて、対応するプラグインやパートナーのサイトに、順次広がっていると書かれています。

できることは2つ:サインインと、プランの利用
公式ドキュメントは、この機能を、2つの別々の許可として説明しています。
サインイン:ChatGPTのアカウントで、対応するアプリやサイトに入る。アプリが求めるアカウント情報(名前、メールアドレス、プロフィール写真)を確認して進む
プランの利用:一部のアプリでは、条件を満たすPlusとProの利用者が、自分のChatGPTプランを、そのアプリのAIの依頼に使える。使われるのは、プランに含まれるCodexやChatGPT Workの利用枠
サインインで、共有されないものも、Help Centerの記事に書かれています。
あなたのチャットとメモリ
あなたのファイルとトークン
請求情報や、ほかのChatGPTアカウントのデータ
ただし、アプリが、特定のデータや操作の許可を、別に求めることはあります。たとえば、ChatGPT Siteが、あなたがつないだアプリへのアクセスを求める、といった場合です。求められた許可は、内容を確認してから、承認します。
プランを使う場合の注意が、いくつか書かれています。
アプリの利用は、すでにある、プランの上限に数えられる。連携しても、新しい枠は増えない。アプリ側の料金が、別にかかることもある
プランを使っても、そのアプリは、あなたのチャットやメモリには、アクセスできない
ほかに求められる許可は、別に確認する

対応しているパートナー
公式ドキュメントには、パートナーの一覧が載っています(2026年9月30日時点)。「サインイン+プランの利用」に対応するアプリと、「サインインのみ」のアプリで、分かれています。オープンソースの連携として、OpenClaw、OpenCode、Pi、T3も挙げられています。
また、プラグインの説明では、Airtable、GitLab、HubSpot、Notion、Supabase、Vercelなどの対応するプラグインやパートナーサイトで、ベータ版として、順次提供中と書かれています。
サインインで共有されるのは、名前・メールアドレス・プロフィール写真だけで、プラグインが、あなたのデータへアクセスしたり、操作を自動で承認したりするわけではない、とされています。
プラグインが求める許可は、別に、確認して承認します。
なお、ChatGPT Sitesの機能ページには、作ったSiteに「Sign in with ChatGPT」を追加して、訪問者が続きから再開できるようにする機能も書かれています(Sitesの記事)。

使い方と、あとからの管理
公式ドキュメントの手順は、次のとおりです。
対応するアプリやサイトで、「Continue with ChatGPT」を選ぶ
使いたいChatGPTのアカウントでサインインする
アプリが求めているアカウント情報(名前、メールアドレス、プロフィール写真)を確認する
進めて、サインインを終える。同じメールアドレスのアカウントが、すでにアプリにある場合は、アプリの案内に従って、アカウントを確認して、リンクする
すでにアプリのアカウントを持っている場合は、アプリの設定(アカウントや料金の画面)から、ChatGPTを結びつける方法もあります。
プランを使う場合は、上限を管理できます。
ChatGPTの「Settings > Usage」で、連携したアプリが、プランをどう使っているかを見られる
「App limits」で、アプリごとに、週の上限を、プラン全体の週の利用量に対する割合で設定できる。この上限は、上限(キャップ)であって、専用の枠や、取り置きではない
連携を完全に切るには、「Settings > Security and login > Sign in with ChatGPT」で、アプリを選んで「Disconnect」
Help Centerの記事には、OpenAIが集める情報も書かれています。認証や、組織の設定の適用、許可の完了、サインインの保護のために、アカウントの識別子やメールアドレス、選んだワークスペース、アプリと許可の内容、IPアドレスや端末の識別子などの技術的な情報を、取得して処理する場合がある、という説明です。
これは、アプリに渡される情報とは別の話だと、書かれています。

組織の管理者の方へ
組織で使う場合は、管理者の設定にも左右されます。Help Centerの記事には、次のことが書かれています。
明示的なポリシーを決めていない組織では、初期設定で有効。すでにある許可・拒否のポリシーは、そのまま有効
組織レベルの設定は、OpenAI管理コンソールの「External access」で、グローバル管理者が管理する。ワークスペースのオーナーや管理者は、自動では変更できない
BusinessとEnterpriseの管理者プレビューでは、ChatGPT SitesやAdsへの委任アクセスは初期設定でオフで、管理者の明示的な承認が必要。管理者の承認は、メンバー本人の承認を置き換えない
開発者の方へ
公式ドキュメントは、自分のアプリに組み込みたい開発者向けに、開発者向けドキュメントと、OpenAIのCookbookの記事を案内しています。Help Centerの記事には、限られたパートナーで開始したため、組み込みに関心がある場合は、関心フォームを使う、と書かれています。
Cookbookの記事(2026年9月28日付)には、次のようなことが書かれています。
本人確認(Identity)と、ChatGPTプランの利用は、別の機能。どちらも、ChatGPTの会話へのアクセスは、与えない
開始時点では、プランの利用は、オープンソースのプロジェクト、手元で動く個人のプロジェクト、選ばれた非公開のアプリで使える
本人確認だけの連携は、選ばれた商用パートナーに提供されている
サインインだけでは、プランを使う許可にはならない。プランを使う許可が、実際に付与されたかを、アプリ側で確認する必要がある
使い始めるなら
パスワードを新しく作らなくてよいのは、便利です。一方で、ChatGPTのアカウントで、いろいろなアプリに入れるということは、それだけ、ChatGPTのアカウントが大事になるということでもあります。画面の注意書きにもあるように、信頼できるアプリだけに使うのが基本だと思います。
プランを使う許可を出すときは、次の2つを決めておきたいです。
上限(App limits):アプリごとに、週の上限を先に決めておく。プランの枠は、ほかの用途と共有になる
どのアカウントでサインインするか:個人のアカウントと、仕事のアカウントを、間違えないようにする(組織のアカウントは、組織の設定に従う)
同意画面で確認すること
対応アプリで「ChatGPTでサインイン」を選んだら、選択しているChatGPTアカウントとワークスペースを確認します。個人と会社のアカウントを両方使っている場合は、どちらで接続するかが先です。次に、アプリが求める情報と「ChatGPTのプランを使う」権限が表示されているかを読みます。
サインインは、名前やメールアドレスなどを使って本人のアカウントを識別する機能です。プランの利用を許可した場合は、対応するAI処理がChatGPTの利用枠やクレジットを使います。この追加権限を与えたアプリが増えるほど、どのアプリで利用量を使ったかの確認が必要になります。
2026年10月2日に確認した開発者ガイドでは、プラン利用はローカルで動く個人プロジェクト、オープンソース、選ばれた非公開アプリなどが対象です。一般の商用アプリが自由にすべて利用できる状態と解釈しないでください。接続をやめる場合はChatGPTの設定でアプリのアクセスを確認します。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 本人情報の共有 | ログインするアカウントを識別するための情報 |
| ChatGPTプランの利用 | 対応するAIリクエストで利用枠・クレジットを使う追加権限 |
| チャットとメモリー | サインインとプラン利用だけではアクセスを与えない |
よくある疑問を、ここで。
使い始める前に、気になるところから。
サインインすると、チャット履歴も渡りますか?
サインインやプラン利用の権限だけで、チャット履歴・メモリーを共有する仕組みではありません。別のアクセス要求がある場合は、同意画面で確認します。
本人情報と、プランの利用を区別する理由は?
本人情報はアカウントを識別するために使います。プラン利用は対応するAI処理で利用枠・クレジットを使う追加権限で、利用量へ影響します。
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出典と、この記事について
公式資料や、記事で参照した発表・報道をまとめています。仕様や料金は、利用する前に最新の案内をご確認ください。
- OpenAI「DevDay 2026 の振り返り」(新しいタブで開きます)
- OpenAI公式:ChatGPTでのログインとプラン利用(新しいタブで開きます)
- help.openai.com: 20001410-sign-in-with-chatgpt(新しいタブで開きます)
- OpenAI公式:プラグインの導入と権限(新しいタブで開きます)
- OpenAI公式:ChatGPTでのログインとプラン利用(新しいタブで開きます)
- Dukeの元のニュース解説(新しいタブで開きます)
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