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6GHz帯のWi-Fiとは、これまでの2.4GHz帯・5GHz帯に加わった新しい周波数帯を使う無線LANで、Wi-Fi 6EとWi-Fi 7で使えます。

混雑が少なく速いのが特長ですが、6GHz帯に対応していない端末では、Wi-Fiの一覧に6GHzのネットワークが表示されません。ルーターが対応していても、端末・OS・暗号化の設定がそろわないとつながらないのが、つまずきやすい点です。

この記事では、2026年9月23日に確認したバッファローとMicrosoftの公式情報をもとに、確かめる順番を説明します。

この記事の目次
01

結論:「端末」「OS」「暗号化」「ルーター」「距離」の順に確かめる

6GHz帯のWi-Fiが表示されない原因の多くは、端末が6GHz帯に対応していないことです

バッファローも、スマホ・パソコンが「Wi-Fi 6E」に対応しているかを端末メーカーに確認するよう案内し、Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eは異なる規格だと説明しています。

この節の表「6GHz帯のWi-Fiが表示されないときに確かめる順番」の上の行から順に確かめてください。端末が対応していない場合は、ルーター側の設定を変えても6GHz帯にはつながりません

6GHz帯のWi-Fiが表示されないときに確かめる順番(メーカーとMicrosoftの公式情報を基に作成)
順番確かめること見る場所
1端末がWi-Fi 6EかWi-Fi 7に対応している端末の仕様表、Windowsのコマンド
2WindowsのPCはWindows 11である「設定」→「システム」→「バージョン情報」
3WPA3に対応しているWindowsのコマンド、ルーターの暗号化の設定
4ルーターの6GHz帯が有効で、推奨チャンネルになっているルーターの設定画面
5ルーターとの距離や壁が多すぎないルーターの近くで試す
02

端末の確かめ方:Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eは別もの

スマホやタブレットは、メーカーの仕様表の「Wi-Fi」や「無線LAN」の欄を見ます。「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」「6GHz」の記載があれば対応しています。

「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」だけの場合は、5GHz帯までで、6GHz帯には対応していないことが多いです

WindowsのPCは、コマンドプロンプト(またはターミナル)で「netsh wlan show drivers」と入力すると、「サポートされている無線の種類」が表示されます。

Microsoftの説明では、「802.11be」があればWi-Fi 7、「802.11ax」ならWi-Fi 6/6Eです。

Wi-Fi 6と6Eはこの表示だけでは区別できないため、PCやWi-Fiアダプターの仕様表で「Wi-Fi 6E」や「6GHz」の記載も確かめます。

  • スマホの仕様表に「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」「6GHz」のいずれかの記載がある
  • PCで「netsh wlan show drivers」を実行し、無線の種類を確かめた
  • PCやWi-Fiアダプターの仕様表で「6GHz」の対応を確かめた
03

OSと暗号化:Windows 11とWPA3が必要

Microsoftは、Wi-Fi 6/6EやWi-Fi 7の技術を使う要件として、対応するルーターとワイヤレスネットワークアダプターに加えて、Windows 11がインストールされていることを挙げています。

Wi-Fi 7はWindows 11のバージョン24H2以降です。Windows 10のPCでは、アダプターが対応していても6GHz帯が表示されないことがあります。

あわせて、WPA3に対応したルーターとアダプターも要件です。6GHz帯のネットワークはWPA3が前提のため、アダプターのドライバーが古いと表示されないことがあります。

PCメーカーやアダプターのメーカーのサイトで、Wi-Fiのドライバーを最新にします。

「netsh wlan show drivers」の「インフラストラクチャ モードでサポートされている認証と暗号」に「WPA3 Personal」があればWPA3に対応しています。

04

ルーターの設定:6GHz帯の有効化、チャンネル、ANY接続

端末が対応しているのに表示されない場合は、ルーターの設定画面で、6GHz帯が有効になっているかを確かめます。

バッファローは、6GHz帯では推奨チャンネル(195・211・227・243・259・275ch)を使うこと、ANY接続を許可する設定が必要な場合があることを案内しています。

ルーターによっては、2.4GHz・5GHz・6GHzを1つのネットワーク名(SSID)にまとめる機能があり、端末が自動で帯域を選びます。この場合、Wi-Fiの一覧に6GHz専用の名前は出ません。

接続中の帯域は、Windowsなら接続中のネットワークのプロパティの「ネットワーク帯域」で確かめられます。

05

距離と壁:6GHz帯は障害物に弱い

一般に、周波数の高い電波ほど壁や床を通り抜けにくく、6GHz帯は2.4GHz帯や5GHz帯より届く範囲が狭くなります。ルーターと別の部屋や別の階にいると、6GHz帯が表示されないか、つながっても遅くなることがあります。

まずルーターと同じ部屋で表示されるかを試します。近くでつながり、離れるとつながらない場合は、ルーターの置き場所を部屋の中央や高い位置に移すか、よく使う部屋では5GHz帯を使う、と使い分けます。

Wi-Fi 7のルーターを選ぶときの考え方はWi-Fi 7は必要?で説明しています。

06

デスクトップPCなら:6GHz帯に対応した子機を付ける

PCのWi-Fiが6GHz帯に対応していない場合、デスクトップPCなら、内部のPCIeスロットに6GHz帯やWi-Fi 7に対応したWi-Fiアダプター(子機)を付けて対応させる方法があります。

ノートPCは部品の交換が難しいため、USB接続の子機の対応を確かめるか、買い替えのときに6GHz帯対応の機種を選びます。

PCIeの子機は、PCのケースを開けて取り付けます。対応するOSやスロットの形を、製品の仕様で必ず確かめます。

QUICK ANSWERS

よくある疑問を、ここで。

使い始める前に、気になるところから。

自分のWi-Fiが6GHz帯に対応しているか、どう確かめますか?

スマホは仕様表で「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」「6GHz」の記載を見ます。WindowsのPCは「netsh wlan show drivers」で無線の種類を確かめ、PCやアダプターの仕様表で6GHzの対応も確認します。

6GHz帯のWi-Fiは、障害物を回り込みにくいですか?

一般に周波数が高いほど壁や床を通りにくく、6GHz帯は2.4GHz帯や5GHz帯より届く範囲が狭くなります。ルーターと同じ部屋や見通しのよい場所で使うと安定します。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。
6GHz帯のネットワーク名(SSID)は、どれですか?

ルーターによって違います。帯域ごとに別の名前を付ける製品と、1つの名前にまとめて端末が自動で選ぶ製品があります。ルーターの設定画面か説明書で確かめます。

6GHz帯につながったのに遅いのはなぜですか?

ルーターから離れている、壁が多いなどで電波が弱いと、6GHz帯でも遅くなります。回線の速さで頭打ちになっている場合もあるため、ルーターの近くで速度を測って比べます。

この記事の内容をもとにした、編集部からの提案です。

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