リモートワークで孤独を感じるのは、あなただけではありません。テレワークをする人を対象にした調査では、28.8%が「孤立していると思う」と答えています。
孤独は、人と話す回数が減ることで強くなります。雑談の場を作る、声を出す機会を決める、上司に頼むといった小さな行動で和らげられます。
この記事では、2026年9月24日に確認した調査と厚生労働省の相談窓口の情報をもとに、今日からできる対処を説明します。
この記事の目次
結論:人と話す機会を「予定」にして増やす
在宅勤務では、オフィスでの立ち話や昼食のような、予定にない会話がなくなります。孤独を和らげるには、その会話を自分から予定に入れることが近道です。
一人でできることと、上司やチームに頼めることを組み合わせると、無理なく続けられます。
調査:テレワークの28.8%が「孤立している」と感じている
パーソル総合研究所の調査(2020年3月、テレワークをする正社員1,000人)では、28.8%が「孤立していると思う」と答えました。テレワークの頻度が高いほど、孤独感が強くなる傾向もありました。
職場で一部の人だけがテレワークをしている状態(まだらテレワーク)で、孤独感や不安が強くなる傾向も示されています。上司が部下の仕事をよく見て声をかけることが、孤独感を和らげる要因とされています。
一人で今日からできる5つのこと
- 1日1回は声を出して話す:チャットだけで済ませず、短い通話や会議で声を出す。
- 始業と終業を人に伝える:チームのチャットに「始めます」「終わります」を書くと、つながりを感じやすい。
- 外に出る時間を決める:昼休みに散歩や買い物に出る。日の光を浴びる。
- 場所を変える日を作る:週に1回、カフェやコワーキングスペースで働く(会社の規則で認められている場合)。
- 仕事以外のつながりを持つ:家族や友人と話す、趣味の集まりに参加する。
上司・チームに頼める一言
孤独を感じていることを、上司に伝えにくい人は多いです。「雑談の時間がほしい」「出社の日を作りたい」と、具体的な形で頼むと伝えやすくなります。
職場で自分だけ在宅のとき:情報から取り残されない工夫
職場の多くが出社している中で自分だけ在宅だと、会議の後の立ち話などで決まったことが伝わらず、取り残された感覚が強くなります。
会議の最後に「決まったことをチャットに残していただけますか」と頼む、週1回は上司と短い1対1の時間をもらうなど、情報が自分に届く流れを先に作っておきましょう。
つらさが続くときの相談先
厚生労働省のテレワークのガイドラインでも、テレワークでは上司が部下の心身の変化に気づきにくいことが課題として挙げられています。つらさを自分から伝えることが大切です。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けの電話相談(0120-565-455、平日17時〜22時、土日10時〜16時。祝日・年末年始を除く)と、SNS・メールの相談を受け付けています。社内の産業医や相談窓口も使えます。
よくある疑問を、ここで。
使い始める前に、気になるところから。
リモートワークで孤独を感じるのはおかしいですか?
おかしくありません。テレワークをする正社員1,000人の調査(2020年)では、28.8%が「孤立していると思う」と答えています。人と話す機会を予定に入れるなど、小さな行動で和らげられます。
出社したいと上司に言ってもいいですか?
会社の規則で出社が認められているなら、相談して大丈夫です。「チームと顔を合わせる日を作りたい」と理由を添えて、月に何回かの出社を頼んでみましょう。
一人暮らしで誰とも話さない日が続きます。
1日1回は短い通話や会議で声を出す、昼休みに外に出るなど、話す機会と外に出る時間を予定に入れましょう。つらさが続く場合は、こころの耳の電話やSNSの相談も使えます。
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出典と、この記事について
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- パーソル総合研究所:テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査(新しいタブで開きます)
- 厚生労働省:テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン(新しいタブで開きます)
- 厚生労働省 こころの耳:相談窓口(新しいタブで開きます)
- 厚生労働省 こころの耳:働く人の「こころの耳電話相談」(新しいタブで開きます)
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